人狼ゲームの市民チームにおいて、1番重要な役職と言えば、皆さんどの役職を思い浮かべますでしょうか?
おそらく、多くの方が占い師と思うのではないでしょうか?
それほど占い師は重要で、ゲームの勝敗に大きく影響します。
しかし、いざ自分が占い師の役職になった時に、どのように立ち回れば良いのか、分からない方も多いのではないでしょうか?
ということで、今回は人狼ゲームにおける占い師の基本的な役割と、占い師になった時の立ち回り方、コツをご紹介します。
目次
占い師の役割とは?
占い師の概要 | |
---|---|
陣営 | 市民チーム |
霊媒結果の出方 | 市民 |
おすすめ人数 | 1人 |
占い師とは、夜のターンに1人指名し、その人が市民か人狼か知ることができる役職です。
しかし、役職まで知ることはできないので、注意が必要です。
占いの例として、下記シチュエーションを考えてみましょう。
- プレイヤーA:人狼
- プレイヤーB:人狼
- プレイヤーC:狂人
- プレイヤーD:占い師
- プレイヤーE:騎士
- プレイヤーF:霊媒師
- プレイヤーG:市民
- プレイヤーH:市民
例えば、占い師(プレイヤーD)が市民(プレイヤーG)を占った場合、占い結果は「市民」と出ます。
次に、占い師(プレイヤーD)が騎士(プレイヤーE)を占った場合はどうでしょうか?
騎士という役職がついていますが、占い師は役職まで知ることができないので、占い結果は「市民」と出ます。
最後に人狼(プレイヤーB)の場合ですが、人狼を占えば、そのまま占い結果は「人狼」と出ます。
このように、占い師は人狼が誰なのか知ることができる、言わば市民チームのキーマンです。
しかし、重要な役職が故に、立ち回りも難しくなっています。
占い師の立ち回り方については、後ほどご紹介します。
占い師の基本的な立ち回り方
占い師は如何に人狼を占えるかがポイントとなります。
しかし、占うことができるのは毎夜1人だけとなるので、人数が少ない人狼を占うのは簡単ではありません。
まずは、占い結果に市民が出た場合と、人狼が出た場合の立ち回り方からチェックしていきましょう。
占い結果に「市民」が出た場合の立ち回り方
人狼を占うことができず、占った相手が「市民」だった場合、カミングアウトして他のプレイヤーに伝えるべきなのでしょうか?
この場合は、自分が占い師であることをカミングアウトするべきではありません。
市民であるという情報は貴重ではありますが、カミングアウトすると、人狼に狙われる危険性が高まります。
そこまでして伝えるべきことではないので、占い結果に「市民」と出た場合は、そのままカミングアウトせず、プレーを続行しましょう。
占い結果に「人狼」が出た場合の立ち回り方
それでは、占った相手が「人狼」だった場合はどうでしょうか?
その場合は、自分の役職をカミングアウトして、占った相手が人狼だったことを伝えるべきです。
人狼が誰なのかを当てた上で占い師をカミングアウトすると、信憑性は非常に高まるので、発言を信じてもらえる可能性も高まります。
信じてもらえると、人狼を吊るすことができるでしょう。
しかし、人狼が複数人いる場合、残っている人狼に襲撃される可能性があります。
カミングアウトした場合は、騎士に守ってもらうことがポイントとなりますが、ゲームが進むにつれて、騎士が残っている可能性は低くなっていきます。
如何に早い段階で人狼を占い、カミングアウトできるかが重要となるでしょう。
占い師になった時のコツ
何かと立ち回りが難しいと思われがちな占い師ですが、勝利するためのコツはあります。
コツを知っているか知っていないかで、市民チームの勝率は大きく変わるので、しっかり押さえておきましょう!
カミングアウトのタイミングは?
占い師のカミングアウトのタイミングとしては、人狼を占うことができた時というのは、ご紹介しました通りです。
しかし、他にもカミングアウトするタイミングはあります。
それは下記の2パターンです。
- 吊るされそうになった時
- 占い師のカミングアウトを促された時
順番に詳細を見ていきましょう!
吊るされそうになった時
占い師がカミングアウトするタイミングは非常に重要ですが、それが故に、簡単にカミングアウトできるものではありません。
場合によっては、カミングアウトするタイミングが来ず、ゲームが進んで行くことも多々あります。
そのような時に気を付けたいのが、占い師であるにも関わらず、吊るされてしまうことです。
自分が人狼ではないのに、人狼と疑われることは良くありますよね?
もし疑われてしまった場合は、素直に自分が占い師とカミングアウトするのも1つの手です。
仮に人狼に狙われることになっても、無意味に吊るされてしまうよりかは、断然良いでしょう。
占い師のカミングアウトを促された時
占い師は市民チームの最重要人物なので、無意味に吊るしてしまうのは避けたいところです。
ゲームの流れを理解している人であれば、吊るす人が定まっていない状態の場合、誰が占い師なのかカミングアウトするように促す可能性があります。
その人に投票を集めないようにするためですね。
もし、カミングアウトを促された場合は、自分が占い師であると素直に言いましょう。
その時に、別の占い師を騙る人もカミングアウトするかもしれませんが、カミングアウトした人たちが吊るされる可能性は低いです。
なぜなら、本物の占い師が混ざっている可能性が極めて高いからです。
吊るされないためにも、そこは素直にカミングアウトするのが無難です。
占い師を騙る人が出た場合の立ち回り方は?
自分が本物の占い師であるにも関わらず、別の人が占い師とカミングアウトすることは、人狼ゲームにおいて頻発しますよね?
そのような場合、本物の占い師はどのように立ち回れば良いのでしょうか?
考えられる立ち回り方としては、下記2つが挙げられます。
- 自分もカミングアウトして、対抗する
- 自分はカミングアウトせず、様子を見る
それぞれどのような立ち回り方になるのか、見ていきましょう。
自分もカミングアウトして、対抗する
まず1つ目が、自分も占い師であるとカミングアウトし、対抗することです。
場合によっては、自分がカミングアウトした後に、誰か別の人も占い師とカミングアウトするパターンもあり得ますね。
人狼ゲームのセオリーで考えると、占い師を騙るのは人狼または狂人であることが多いです。
狂人のことをあまり知らない方は、下記記事でご紹介しております。
どちらの役職が占い師を騙っているにしても、本物の占い師の動きとしては、「騙っている人を占う」ことです。
しかし、騙っているのが人狼か狂人かによって、ゲームの動きは変わってきます。
例えば、下記シチュエーションにおいて、騙っているのが人狼である場合、どのようになるのでしょうか?
- プレイヤーA:人狼
- プレイヤーB:人狼
- プレイヤーC:狂人
- プレイヤーD:占い師
- プレイヤーE:騎士
- プレイヤーF:市民
- プレイヤーG:市民
- プレイヤーH:市民
人狼(プレイヤーB)は占い師を騙った夜に、自分が本物の占い師(プレイヤーD)に占われることは当然分かっています。
つまり、次の日の朝、占い師(プレイヤーD)により、人狼(プレイヤーB)を占った結果は「人狼」だったと発言されるのが予想できます。
これに対抗すべく、人狼(プレイヤーB)は占い師(プレイヤーD)を占った結果は「人狼」だったと発言し、本物の占い師(プレイヤーD)を吊るそうとします。
よって、自分が本物の占い師であることを如何に信じてもらい、人狼を吊すことができるかがポイントとなります。
一方、騙った相手が狂人の場合はどうでしょうか?
狂人(プレイヤーC)を占っても、占い結果は「市民」と出るので、狂人の可能性が高いということが分かります。
意味もなく、市民が占い師を騙っている場合もなくはないですが・・・。
しかし、騙るのが人狼であったパターンと同様に、狂人(プレイヤーC)が本物の占い師(プレイヤーD)を人狼や狂人であると市民チームに思い込ませてきます。
いずれにせよ、騙った相手と自分のどちらが本物の占い師なのか、市民チームの信頼を得ることが重要になります。
よって、少々テクニックが必要な戦法になります。
自分はカミングアウトせず、様子を見る
自分もカミングアウトして対抗するパターンは難しいと感じるのであれば、カミングアウトしないのも1つの手です。
その時は、まず騙った人を真っ先に占いましょう。
占い結果に「人狼」と出れば、カミングアウトして占い結果を伝えましょう。
もし、占い結果に「人狼」と出なければ、狂人の疑いが持たれますが、確証はできないので、もう少し様子を見ながら他の人も占っていきましょう。
しかし、役職を持たない市民だと思われると、無意味に吊るされたり襲撃される可能性もあるので、注意が必要です。
昼の議論の意向に沿って占う
夜のターンで占いを行う前に、昼の議論が行われます。
そして、昼の議論の中で、人狼と疑われる人が出ることは少なくありませんよね?
そのような時は、素直に人狼と疑われている人を占ってみましょう。
もし、疑われている人を占わなければ、仲間の人狼だと思われ、吊るされる可能性も出てきます。
占い結果に「人狼」と出ればカミングアウトすれば良いですし、「市民」と出れば様子を見ておきましょう。
いずれにせよ、自分の中で人狼と目星を付けている人がいなければ、昼の議論の意向に沿って占うほうが無難です。
襲撃されそうな人を占うことは避ける
夜に人狼の襲撃ターンが訪れますが、人狼が襲撃するのは、どのような人でしょうか?
当然、人狼が1番襲撃したいのは、占い師や霊媒師などの役職者です。
しかし、それがゲーム序盤の場合、どうでしょうか?
ゲームの序盤であれば、騎士が残っている可能性が高いので、仮に占い師がカミングアウトして誰か分かっていても、襲撃から守ることができます。
よって、人狼目線で考えると、ゲーム序盤では占い師を襲撃せず、着実に市民チームの数を減らしたほうが得策です。
その場合の襲撃相手というのは騎士が守らなさそうな人であり、人狼ゲームのセオリーでいくと、あまり発言していない人となります。
せっかく占った人が襲撃されてしまうのは非常にもったいないので、ゲーム中で目立っていない人は、占わないようにしましょう。
霊媒師を上手に活用する
人狼ゲームには、占い師と似たような役職として、霊媒師という役職が存在します。
霊媒師とは、昨日吊るされた人が市民だったのか、人狼だったのか、知ることができる役割を持ちます。
霊媒師について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
この霊媒師をうまく活用することで、自分が本物の占い師と市民チームに確証を持ってもらうことができます。
例えば、占い師(プレイヤーD)が人狼(プレイヤーB)を占い、カミングアウトした場合を考えてみましょう。
プレイヤーBを占ったら「人狼」であったという結果を出すと、多くの場合信じてもらうことができます。
なぜなら、もし占い師を騙る人の場合、ある人を占った結果が「人狼」であったと言うリスクは非常に大きいからです。
占い師を騙る人が占うのは、大概市民だからですね。
よって、占い結果が「人狼」だったと言われたプレイヤーBは、吊るされる可能性が高いです。
残るはプレイヤーAの人狼のみとなりますが、もしプレイヤーAの立ち回りが上手ければ、逆にプレイヤーDが人狼または狂人の疑いをかけられる場合もあります。
しかし、そのような時に活用できるのが、霊媒師です。
もし霊媒師が残っていれば、昨日吊るされた人が人狼であるということが分かります。
それにより、占い結果が本当であることが分かり、本物の占い師と信じてもらうことができます。
人狼ゲームの占い師まとめ
人狼ゲームにおける、占い師の役割や立ち回り方、コツをご紹介しました。
今回ご紹介したことをまとめると、下記のようになります。
- 占い結果に「市民」が出た場合は、カミングアウトしない
- 占い結果に「人狼」が出た場合は、カミングアウトする
- 吊るされそうになったら、カミングアウトする
- 吊るされないために占い師が誰なのか聞かれたら、カミングアウトする
- チームの意向に沿って占う
- 襲撃されそうな人は占わない
- 霊媒師を活用し、本物の占い師と確証してもらう
占い師の立ち回りは簡単ではありませんが、基本的にやるべきことは変わらず、如何に人狼を占えるかになります。
そこに、カミングアウトのタイミングであったり、占い師を騙る人が出た場合の立ち回り方など、いくつか考慮すべきポイントがあります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
人狼ゲームの他の役職詳細も知りたい方は、下記記事を参考にしてください。