蛍光灯のLED化には2パターンあります。
・器具ごとLEDにする
・器具はそのままでランプだけLEDにする
この2パターンのうち
「器具はそのままでランプだけLEDにする」
についてご説明します。
【関連】
バイパス工事(ランプ交換工事)とは?
バイパス工事とは、器具をそのままに
ランプ(蛍光灯)のみをLEDにすることは指します。
具体的な工事内容としては、器具の中にある蛍光灯用安定器のを切り離しランプソケットへ電源直結を行います。
話が難しくなりますので簡単に要約すると
「器具の中の配線を電気屋さんが触るのみ」
で完結します。
それでは実際の工事の流れを見てみましょう!
難しい話となりますので、飛ばし読みしたい方は
「バイパス工事のメリット」へ飛んでください
”引用元”
バイパス工事の流れ!プロはこんなことしてます
電気屋さんが現地に到着してから作業完了までの流れとなります。
例えとして、蛍光灯20本程度の小さな事務所とします。
- 既設照明器具の写真撮影
- 照明下部の養生(ほこり・破損防止)
- ブレーカーでの電流値・絶縁抵抗値測定(どれだけ電気を使っているか?漏電していないか?の確認)
- ブレーカーの遮断(開放)
- 既設照明器具カバーの取り外し(本体は基本つけたままです)
- 検電確認(感電防止のため、作業前に確認します)
- 安定器に繋がっている電線をソケット側へ繋ぐ
- 結線した電線に圧着不良がないかの確認
- 器具のカバーを最初の状態に戻す
- LEDランプの取り付け
- ブレーカーの復旧
- 点灯確認
- 清掃
- LEDランプ交換後の写真撮影
ここまでの作業で、2名2時間程度で終わります!
1日あたり1名のみで
60本〜80本ほど交換できます
バイパス工事のメリット
バイパス工事のメリットは以下です。
- 器具よりもLEDランプのが安価なため、工事費用を抑えることができる
- 工事も簡単なため、工期(工事時間)の短縮ができる
- ランプに不具合が出ても、すぐに蛍光灯交換の感覚で交換ができる
特に大事なのは費用を抑えることができることです。
材料費、工事費共に安くなります
バイパス工事のデメリット
バイパス工事のデメリットは以下です。
- ソケットが著しく劣化していた場合工事ができない
- 見た目が変わらない
ソケットが樹脂製のパターンが多いですが、建物が30年近くたっていると
劣化している可能性が高いです。
その場合は、器具交換しか選択肢がありませんので
ご注意ください。
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まとめ
今回、バイパス工事について説明していきましたが
なんといっても費用の安さが一番のメリットだと思います。
蛍光灯がなくなっていくことは確定しておりますので、
予算に余裕がある場合に先行してLEDに交換しておきましょう!
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