蛍光灯からLED照明器具へ交換する詳細について書いていきます。
まず蛍光灯からLEDに変えるには2パターンあります。
- 既設器具はそのままで、ランプだけ交換するバイパス工事(電源直結工事)
- 既設器具ごと交換する器具交換工事
今回は、「器具交換」について説明します。
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照明のLED器具への交換。器具交換とは?
器具交換とは、名前の通りで
既設器具を取り外し、全てをLED器具にすることを指します。
イメージとして、見た目が全く違うものになると思ってもらって大丈夫です。
器具交換をすることによって部屋全体のイメージが変わり
パリッとした感じになります。
工事の手間は、バイパス工事よりはかかります。
器具交換 工事の流れ!
器具交換の流れを説明します。
例として照明器具20台ぐらいのオフィスとします。
- 既設照明器具の写真撮影
- 照明下部の養生(ほこり・破損防止)
- ブレーカーでの電流値・絶縁抵抗値測定(どれだけ電気を使っているか?漏電していないか?の確認)
- ブレーカーの遮断(開放)
- 既設照明器具カバーの取り外し
- 検電確認(感電防止のため、作業前に確認します)
- 既設照明器具本体の取り外し
- LED照明器具の取り付け
- LEDランプの取り付け(ライトバーと呼ばれるものが主流です)
- ブレーカーの復旧
- 点灯確認
- 清掃
- LEDランプ交換後の写真撮影
ここまでの流れで
2名4時間程度が目安になるかと思います。
1名あたり、直付器具であれば
30台から40台ほど
埋込器具であれば
15台から25台ほど
投光器・高天井照明であれば
5台から10台ほど
が目安となります。参考にしてみてください。
器具交換のメリット
- 見た目が綺麗になる
- 全てが新品のため、劣化を気にしなくてよくなる
- 調光調色減光などが可能になる(ランプ交換でも可能だが、自由度が高い)
- 水銀灯ではワット数が7割8割削減できる
水銀灯に対しては省エネの効果が絶大です。
また、自由度が高くなるため既設と違う形の物にしてみたり
多種多様に変えれます。
器具交換のデメリット
- LED器具の価格が高い
- 工事費用が若干高い
- 既設の工事がめちゃくちゃだとLED器具の加工が必要になってくる
一番ネックなのは、金額の問題かと思います。
物にもよりますが
材工(施工費総額)がランプ交換と比べ2割〜5割高くなります。
予算に余裕がある方は絶対に器具交換を選んでください。
(建築年数が経っている建物ほど劣化の心配がなくなるのも大きい)
まとめ
今回簡単に器具交換について説明しました。
私のおすすめは、やはり「器具交換」だと思います。
見た目の違いが大きいのと
水銀灯に関しては省エネに貢献していることが大きいです。
予算に余裕がある方は
ぜひ器具交換を選んでみてください。
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