片手で操作でき、簡単に自分の資産を一目で把握することができるのが「家計簿アプリ」。
いくつもの銀行やクレジットカード、証券や株などを扱っていると、それぞれをひとまとめにしてくれるアプリはとても魅力的です。
今回は、家計簿よりも楽チンをキャッチコピーにした、人気のスマートフォン向け節約アプリ「Moneytree」をご紹介します。
目次
他のアプリを抑え、高評価を得る「Moneytree」
Moneytreeは、家計簿アプリと言うよりは個人の資産管理アプリの位置づけにあります。
しかし、その堅苦しい名前とは反対のカラフルな色遣いやとても見やすい配置は、利用者から高支持を得ているポイントです。
Moneytreeは、その理念に「一生通帳」と掲げています。
銀行の通帳は、ページ数が決まっていて何年も使っているとその数はどんどんと増えていきます。
しかし、個人情報が詰まっている通帳は、簡単に捨てられない代物。
また、銀行によっては各オフィシャルページで口座の記録が見られますが、いちいち全てのサイトにアクセスしてログインしているのはとても面倒な作業です。
口座記録を簡単に、なおかつ手間を掛けず、いつでもどこでも見られる機能がMoneytreeには備わっています。
Moneytree公式サイト:https://moneytree.jp/
Moneytreeってどんなアプリ?
MoneytreeはApp Store BEST OF 2013と2014を、2年連続で受賞するほど人気のあるアプリです。
長く使っている人には、資産管理が一目瞭然で、とても分かりやすいと評判です。
そして、資産の推移も一目瞭然です。
これが、Moneytreeが好まれている理由の1つでもあります。
操作性・安全性・デザイン、全てにおいてとても使いやすく見やすく作られています。
また、ほとんどの口座やカードと連携しているのもありがたいアプリです。
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Moneytreeの主な機能
Moneytreeには、主に下記のような機能が備わっています。
- 現金による記録
- レシートの撮影
- 口座やカードの登録
- 資産の推移の確認
- ポイントや口座引き落としの通知
- etc・・・
それぞれの機能で操作が必要になるのは、最初の登録操作を除けば現金入力とレシート撮影くらいになるので、とても手軽に管理できるところがありがたいです。
Moneytreeを始める
アプリをダウンロードして、最初にすることは口座の登録です。
ここが、他のアプリとは違うところです。
個人ユーザーアカウントの登録よりも先に、口座や証券、カードの登録が先とは、一括管理を謳うだけあり意気込みを感じます。
管理できる口座やカードの種類も多く、全て把握できるほど網羅されているので、このアプリ一つあればいつでも自分の資産確認ができるようになります。
一括した資産管理
Moneytreeでは全てが一覧になって見えるので、どの資産でどれだけの収支が発生しているのかが一目瞭然です。
この機能が、Moneytreeの全てを物語っていると言っても過言ではありません。
また、一覧の見方としては支出の場合「今週」「今月」「先月」「今年」「去年」が一目で見られるので、予算を立てやすく、収支のバランスもすぐに分かります。
去年と簡単に家計が比較できる機能が無料で使えるアプリは、他でもそうそうありません。
Siriによる口座管理も可能
iPhoneユーザーなら、この名前を聞いたことはあるでしょう。
「Hey, Siri!」と話しかけると、iPhoneに搭載されている人工知能Siriが、様々な質問に答えてくれる機能です。
例えば、「今日の天気は?」とか、「次の電車はいつ来る?」とか、それどころか「Siriに恋人はいるのか?」などを聞いて話題になっている機能です。
そのSiriを使って、更にMoneytreeを便利に管理できる方法が、Siriによる口座残高の確認機能です。
Siriに話しかけるだけで、連携している口座の残高をSiriが調べてくれます。
この機能は手が塞がっているときや、いちいちアプリを起動するのが面倒な人には、ことさら便利な機能です。
ちなみに、MoneytreeはiPhone版とAndroid版がリリースされていますが、Siriによる口座残高確認機能はiPhoneアプリにのみ搭載されています。
Moneytreeのこだわり
利用者から人気の秘密は、Moneytreeの下記3本柱によるものです。
- 安全性
- デザイン
- 自動化
「自動化」については、先述した通り口座やカードの管理がとても手軽なのが魅力的です。
更に2つの魅力ポイント、「安全性」と「デザイン」についてもご紹介します。
Moneytreeの掲げる「安全性」
Moneytreeは家計や資産を管理するアプリを提供していますので、個人情報やプライバシーに関しては、かなり徹底した管理を行っています。
「お客さまのデータはお客さまのもの」をキャッチコピーとしており、ファイナンスアプリとしては国内初の、プライバシー認証機構TRUSTeを取得しています。
TRUSTeとは、OECD (経済協力開発機構)がプライバシーガイドラインに基づいた個人情報の取り扱いについての内容を審査し、適合した事業者に掲載を許可するものです。
Moneytreeでは、他のアプリが行っている「住所」「年齢」「職業」などの登録はおろか、そういった関連のアンケートも実施しません。
利用規約に関しても、難しい専門用語が羅列してある長い文章ではなく、利用者に簡潔に分かりやすく伝えるための工夫がなされています。
国際基準をレベルとした高い認証システムなども、Moneytreeが信頼され利用されている証拠です。
さらに、使用する上での安全性は公式サイトに細かく記載されています。
誰にでも見やすい「デザイン」を徹底
Moneytreeで管理されている資産は、大きな数字と見やすい色合いで、とても分かりやすく表記されています。
他のアプリと違って機能がシンプルな分、華美な装飾や余計な付属物を付けず、見た目もこだわっているのが分かります。
これだけシンプルだと、自分が見たい数字が一目瞭然なので、資産管理をするにあたって数字を見失うということがありません。
他サービスにはない独自の魅力は他にも!
Moneytreeのこだわりは、大手家計簿アプリである「Zaim」や「マネーフォワード」にはないものが他にもあります。
全サービスが無料で課金は必要なし
大手家計簿アプリ「Zaim」も「マネーフォワード」も、その機能のすべてを網羅しようと思ったら、月額数百円のお金を払わなければなりません。
年間にすると数千円となり、決して小さくはないお金です。
しかし、Moneytreeのサービスは全てが無料です。
資産の推移までが無料で使えるとは、このアプリならではの魅力です。
広告が出ない
無料版のアプリを使っていると、上部や下部に様々な広告が出現することは、家計簿アプリに限らずゲームやウェブサイトを見ていても分かることです。
急いでいるときに間違って押してしまい、別のページが開いてしまうことや勝手に広告動画が流れ、それを見ないと次へ進めない場合もあります。
そうした広告は、煩わしいと思っている人が大半ではないでしょうか。
例えば同じ家計簿アプリのマネーフォワードの場合、下記画面のように広告が表示されます。
Moneytreeのこだわりでもある「安全性」や「デザイン」にも起因しますが、Moneytreeではこうした広告は一切表示されません。
全画面資産管理全てに使用できるのが、見やすさにも繋がっていますし、広告から不用意なサービスを受けないことは安全性にも繋がります。
デメリットも覚えておこう
ここまでMoneytreeの魅力をご紹介してきました。
一括管理できるシステムや、進んだ自動化記録サービスは他のアプリとは群を抜いているとも言えます。
多くの口座やカードを持っている方や、月の残高が分からずついつい使い込んでしまう人や、お金の流れを理解できていない方にはお勧めのアプリと言えます。
最後に、このアプリを使用するにあたっての確認ではありませんが、デメリットが自分に当てはまっていないかどうかをチェックしてみてください。
一部連携できないサービスがある
金融機関との連携サービスは、大手家計簿アプリ「マネーフォワード」の右に出るアプリは今のところありません。
同じく大手の「Zaim」ですら、その連携数はマネーフォワードより劣っています。
Moneytreeでも多くの連携先を誇っていますが、一部利用できない金融サービスがあります。
それは、SuicaやmanacaやPASMOなどの鉄道系カード。
また、イオン系列で使われているWAONの残高も、連携していないので残高やポイントを確認することはできません。
どのカードも、日常でよく利用されるカードですので、連携がないのが少し残念なところです。
Moneytreeのまとめ
Moneytreeの特徴をご紹介しました。
機能の充実性としては、大手家計簿アプリの「Zaim」や「マネーフォワード」に劣りますが、家計簿の見やすさは目を見張るものがあります。
特に、私が使用しているマネーフォワードに比べると、広告が表示されないのが大きなメリットだと感じています。
広告が表示されているだけで、画面が複雑に見えてしまいます。
なので、シンプルに家計簿を管理したい方に非常におすすめのアプリとなっていますね!
みなさまも是非、利用を検討してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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