夫は工場勤務、私は専業主婦、子どもは小学校に通う息子、幼稚園に通う娘の2人います。
ギリギリ低所得層にならないくらいの年収で、決して裕福な家庭ではありません。
しかし、夢であるマイホームも手にしたい。
そこでなるべく月々の支払額が少なくて済むよう、20代という若さでマイホームを購入しました。
月に支払う金額は6万円程度です。
学費や習い事、生命保険など固定費を差し引くと生活費は厳しいものです。
しかし、諦めてはなりません!
少ない所得であっても、工夫や節約次第でお金は貯められると思うのです。
そこで、私が実践した節約術をご紹介したいと思います。
家計の収支を徹底把握
節約するまでは、年間20万円程度貯められたら頑張ったと思えるほどでした。
しかし、子どもの将来のことなどを考えると、せめて年間50万円は貯めていきたい!!
そこで私は目標を掲げてみることにしたのです。
それは、「年間で絶対に50万円を貯める」というもの。
目標を達成するために、私は節約を実践することにしました。
まず私がおこなったのは家計の収支を把握することです。
今までなんとなく手書きで家計簿をつけていましたが、すべてパソコンのエクセル表にまとめるように変更。
試しに昨年度の収支をエクセル表に費目別に入れ込んでみました。
すると食費や日用品、行楽費などの支出の流れがひと目で分かるようになったのです。
この科目はもう少し節約して削られるのでは?など家計を見直すきっかけにもなりました。
収支を把握したあとは各科目に予算を設けることにしました。
前年度の支出額を参考にし、すべての科目に予算を設けます。
例えば、食費です。
昨年度は月にして5万円程度の支出額でした。
それを思い切って月△1万円の予算額に。
行楽代は月△5千円の予算にするなど、できるできないにしろ目標の予算額を設定しました。
不思議なもので目標を掲げることで「安いけど、買うのを我慢しよう」といった意識が生まれるようになったのです。
もちろん我慢するだけではストレスです。
予算以上に買い物をしてしまうこともありました。
決してすべてが予算内におさまったわけではありませんが、全体の支出額を見ると明らかに昨年度に比べて支出額が減っていることに気づきます。
節約効果が目に見えると、達成感が生まれモチベーションアップにもつながります。
節約に限らず、頑張って成果が得られときは本当にうれしいですね。
無駄な買い物が減る
家計簿を付けることにより、大きな節約につながったと感じるのは、ちょい買いが少なくなったことです。
例えばスーパーへ行き、買う予定でなかった特売品を買ってしまう。
そういったケースが今までたくさんありました。
安いからと言ってたくさん食品を買っても、いつの間にか賞味期限が切れていたりして結局は節約にならないこともあります。
こうした無駄な買い物を減らすことも節約につながると痛感しました。
予算を設定することで、これほどまでに節約効果が表れるとは思いもしなかったです。
家計簿のエクセル表をグラフ化し、家計に占める割合を把握することもできました。
手書きの家計簿も手軽ですが、やはりパソコンで管理するほうがデータを管理しやすいと感じました。
最近ではネット銀行と連携した家計簿アプリも登場しています。
個人情報を入れ込むのでちょっと心配もありますが、スマホひとつで家計簿管理をするのも賢い節約方法のひとつだと感じました。
レシートを費目別に貯めていく
予算を設定する上で、もう1つ工夫した点があります。
それは食費や日用品費、雑費など費目別にクリップを用意しレシートを貯めていくことです。
クリップには設定した予算額を記した紙を貼りつけます。
レシートをクリップで挟むたびに、予算額が目にはいるので気が引き締まる効果がありました。
月の真ん中くらいには、どれくらいお金を使ったかな?と科目別に電卓で計算して途中経過を確認することもあります。
その時点でちょっと予算オーバーかな?と思う科目があれば、月の後半は遣いすぎないようにしようと意識を高めることができました。
この方法の落とし穴があるとすれば、予算内にかなり収まっているときです。
人間なので余裕があると分かると、ちょっと贅沢してしまいがち。
しかし、それでは節約の意味がありません。
予算内におさまれば◎です。
また違う科目で予算オーバーしてしまった場合、予算内におさまった科目で賄うこともできます。
最終的には全体の予算内で収まれば問題がないのですから!
こうした意識と地道な節約を一日一日積み重ねることで、目標だった年間50万円の節約に成功することができました。
目標が達成できると、また次も頑張ろうという気になれます。
そして不思議なのが、節約をするのが苦にならなかったことです。
むしろ目標に向けてがんばろう!というワクワク感で満ち溢れていました。
ただ、わが家の場合は収入源が夫だけです。
入ってくるお金が少ないと、当然ながら貯蓄をするのは本当に至難の業。
家庭の事情で私は外に働きに出ることが難しいため、当分の間はこうした節約で貯蓄していくことになりそうです。
まとめ
私が普段実践している節約法について、ご紹介しました。
基本的に行っている節約法は、わが家の出費を把握することのみです。
把握することで、予算内に収まって入れば気持ちに余裕が生まれ、予算内に収まっていなければ自然と焦りが出てきます。
少なすぎる目標金額は全く意味を持たないので、ある程度自分の出費を把握した上で、金額を設定するようにしましょう。
節約はお金を貯めることだけではなく、保険やローン金利などの見直しに目を向けるきっかけにもなります。
節約を機に出費の見直しを行いましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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