旅行のときや実家へ帰るときなど、子供と飛行機に乗る人は多いと思います。
そんなとき、「子供が飛行機の中で騒いだりしないかな・・」や「ずっと泣き止まなかったらどうしよう」など、子供とのフライトは誰もが心配になると思います。
しかし、少しの準備で子連れフライトにまつわる心配事が大幅に軽減できるのです。
今回は子連れフライトの注意すべき点と、どのように対策をしてフライトに臨めばいいのか紹介したいと思います。
事前に飛行機について子供と勉強しておく

0歳、1歳頃はまだ理解が難しいかもしれないですが、ANAが出しているそらぱすビデオという約12分間の動画があります。
この動画では、飛行機に乗るための下記手順を詳しく解説しています。
- 空港での手続きや荷物の説明
- 保安検査の受け方の説明
- 搭乗口での改札の通り方の説明
- 飛行機に乗ってからの過ごし方の説明(シートベルトの締め方、トイレの使い方、飲み物の頼み方など)
- 到着してから荷物を受け取る場所の説明
難しいように感じますが、動画では非常にわかりやすくゆっくりと説明してくれているので、子供でも理解が出来るようになっています。
その動画を一緒に見て「ベルトかっこいいね」「飲み物は何を頼もうか」などとお話をしながら、子供が飛行機に興味を持てるようにしてみて下さい。
フライトの時間選びと座席について

子供が0~2歳の小さいうちは、子供が1日の決まった時間帯にお昼寝をするなら、その時間帯のフライトがおすすめです。
夕方の早い時間帯に訪れる「魔の時間」は、人間の血糖値が最も下がるタイミングなので子供もぐずりがちになります。
その時間帯は避けた方が無難です。
夜間のフライトが一番いいんじゃないの?と考える方も多いと思いますが、ある程度大きくなって落ち着いてきた5歳頃からはおすすめの時間帯になります。
いつもの生活のリズムで、夜間飛行機の中で寝てくれるからです。
しかし一方で、まだ子供が小さなうちは夜間のフライトを選ぶことは避けましょう。
なぜなら、乳児にとって飛行機で過ごす夜というものは苦痛になります。
さらに、夜間の利用客の多くは眠って過ごす為、もし最悪のパターン赤ちゃんが泣き止まなかった時、両者とも嫌な思いをしてしまうからです。
少し早めに空港に行って、キッズスペースで楽しみながらたくさん遊ばせ、疲れさせてから飛行機に乗るのもおすすめです。
ちなみに、成田空港には9カ所のキッズパーク、羽田空港には2カ所のキッズコーナーが設けられていますので、利用するターミナルのキッズスペースを有効活用してみてください。
用意しておくと便利なもの

子供と一緒にフライトする際に持っておくと便利な物は、例えば下記の物です。
- 塗り絵
- 色鉛筆やクーピー
- シールブック
- 機内モードでも遊べるアプリ
- なぞなぞの本や間違い探しの本など
- お絵かき帳
- 折り紙
- DS
- ポータブルDVDプレーヤー
- 飴やグミやジュースなど(耳抜き用)
- 子供用マスク
- 子供用首枕
- お菓子
- 携帯充電器
- ブランケット
- 子供と自分用の着替え
機内は暑くなったり寒くなったりする場合があるので、衣服は着脱しやすい服を選ぶことがポイントです。
暑くなった場合には脱ぐことで調節出来ますし、寒い場合にはブランケットがあれば対応が出来ます。
機内に乗り込む際は、リラックス出来るゆったりした服装を心掛けましょう。
子供の着替えはしっかり持っても、忘れがちなのが自分用の着替えです。
もし子供にミルクを吐かれたり、ジュースをこぼされてしまった時に着替えられるように、スウェットなどの軽装でもいいので持ち込んでおきましょう。
そして、機内は乾燥しやすいので、思わぬ風邪をもらわないよう子供用のマスクも持ち込んだ方が安心です。
首枕は子供によっては嫌がったり逆に寝づらくなってしまったりなどもありますが、首を固定させることで安定した姿勢で眠れるので念のため持ち込むことをおすすめします。
また、DVDや携帯アプリなどは、旅行に向けて新しいものを準備しておくと子供も夢中になりやすいので、対応できる範囲で準備してみて下さい。
DVDならレンタルでも充分です。
お菓子もお気に入りのものがあれば用意し、帰り用にスーツケースの中にも入れておくなどして、多めに持っていった方が良いです。
海外でも日本のお菓子が売っていたりしますが、日本で買うより割高ですし、海外のお菓子だと口に合わないことが多いからです。
色々とリストアップしましたが、月齢や子供の性格によって必要なもの、不必要なものもあると思いますので、このリストを参考に準備して頂けたらと思います。
持ち込む際のバッグは、軽量の大きめのトートバッグ型のものが取り出しやすく、大容量でとても便利です。
全部揃えるとかなりの量になりますが、子供が大人しくしてくれていると親はゆっくり過ごすことが出来るので、子供のための荷物は極力減らさないようにしましょう。
まとめ
子供とフライトする際に気を付けたいことと、その対策をご紹介しました。
子供が何歳なのかによって対策はもちろん変わってきます。
しかし、子供を優先する余り、自分の荷物を忘れないように気を付けましょう!
このように事前準備をしっかりとしておけば、フライトにもう悩むことはありません!
子供とのフライトでも心配することなく過ごすことが出来るので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
ご覧頂きありがとうございました!
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