夏場に電気を消費する二大家電の1つである冷蔵庫について、何かしらの節約を実践しておられる方も多いのではないでしょうか?
私は冷凍庫と冷蔵庫の役割や働きを考え、それぞれの効能を考慮しました。
冷凍と冷蔵、同じ家電にある機能ですが、効能が違います。
そこで、この2つの相互作用を活用した冷蔵庫の電気代節約術をご紹介します。
目次
タッパーウェアで冷蔵庫の電気代を節約する方法
冷蔵庫にはモノを詰めすぎないほうが良いというイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
間違いではありませんが、実は冷蔵庫と冷凍庫でこの概念は異なってきます。
冷蔵庫はあまりモノを詰めないほうがよいのに対して、冷凍庫はモノが詰まっているほうが良いそうです。
そこで、我が家では冷凍庫に隙間ができた時は、すぐに水を入れたタッパーウェアを冷凍庫に詰めるようにしています。
ジップロックに水を入れて詰めることも可能です。
もし冷凍したいものができた時は、冷凍庫内に隙間を埋めるためだけに入れておいた凍ったタッパーウェアを冷蔵庫に移します。
特に、冷蔵庫内の冷やす装置に遠い所に凍ったタッパーウェアを置きます。
これにより、凍ったタッパーウェアの中の水が溶けていくまで冷蔵庫内は冷たい空気を保てます。
凍らせたジップロックの場合は腐ってほしくない商品の上やそばにおきます。
一般的な冷蔵庫も冷凍庫も冷却の強弱が調整できる仕組みになっています。
冬は冷却の強さが1でも夏は5にして冷却の強さを上げていますが、この方法で夏場になっても冷凍庫・冷蔵庫の冷却の強さを過度に上げることはなくなりました。
具体的に料金がいくら減ったかまで細かく割り出してはいませんが、そのおかげで災害と言われるような猛暑が続く夏でも、大きな電気代の変動はありません。
春や秋の過ごしやすい気候の電気代に夏場の電気としてエアコン代が少し加算されるくらいで、年間平均してみると特に夏場だからといって電気代が高騰するわけでもなく、グラフにしたとしてもアップダウンのない電気料金を保てています。
秋半ばから冬場になると冷蔵庫にかかる電気代がずっと低くなっていると思います。
冷蔵庫内の冷却強度をずっと1に保てるので、以前に1ヶ月の電気代が1500円を切ったことがありました。
自分では普通だと思っていましたが、たまたま私が植木に水をやろうとし玄関先に出ていた時に電気のメーターを測るおばさんに出くわしたことがありますが、そのおばさんに「いらっしゃったんですね、電気代が1450円って、あまりに安いのでもう住んでおられないのかと思いました。」と言われたことがあります。
人が住んでいないと電気代って0円になるんじゃないの?と思ってしまいましたが、1500円以下になると、「亡くなったのではないか」と心配されてもおかしくない料金なんですね。
冷凍庫の隙間を埋めるのに、水を入れたタッパーウェア以外にもケーキ屋や、お刺身、お惣菜などを購入する時にもらえる保冷剤でも代用できます。
タッパーウェアと同じサイズのものであれば捨てずにとっておき、冷凍庫に保管しておくと良いでしょう!
保冷材の長さと冷凍庫の奥行きがジャストであっていれば、冷凍食品の間にできた隙間に詰めて冷凍庫の空間を減らすことができるからです。
タッパーウェアと同じサイズを取っておく理由は、凍らせたタッパーウェアの上に重ねるのに最適だからです。
タッパーウェアによる節約術のデメリット
詰め込み過ぎによる落下に注意
私が保冷材の長さにこだわっているのは、以前この保冷剤で隙間を埋めよう節約作戦を使った時に、冷凍庫から食品を出したら細かい保冷剤が一緒にダバダバと落ちてきたことがあったからです。
そのうちの2つがスリッパからはみ出ていた小指に見事に落下し、凍った保冷材の角はこんなにも痛いのかという、痛さを通して学んだ教訓があるからです。笑
よって、デメリットを挙げるなら、1つは凍ったままの保冷剤が安定しない形ゆえに突然落ちてくる恐怖です。
凍った保冷剤は落ちると、ビニールが弱いものであれば落ちた衝撃で亀裂が入り、保冷剤の役目として使う時に中味のゼリー状のものが出てくる場合もあります。
気をつけるようにしましょう!
タッパーウェアと食材を勘違いしないようにする
もう1つのデメリットをあげるとするならば、冷凍庫内が気付かない間に「水を凍らせる」用途のタッパーウェアばかりになっていることです。
いざご飯を炊きそびれたから冷凍ごはんを急遽解凍しよう、ちょっとご飯が足りなかったから冷凍ご飯を足そう、または何かしら冷凍庫に作り置きおかずかタッパーウェアに入っているはずだから、と家事をなまけた日に限って冷凍庫に入っているタッパーウェア全部水じゃないか!ということがあります。
そういう日は夕飯時間に間に合うように出前を取ったり、外食に行っててしまったら、このアイデアで節約した電気代なんて1回で水の泡になってしまいます。
こういうパターンが過去に何回かあったので、今後は水凍らせ用のタッパーウェアを蓋の色で見極めようと新たな技を考えています。
冷蔵庫の節約方法で、冷蔵庫の中に透明のカーテンを貼って冷気を逃げにくくするという節約方法もあります。
しかし、透明のカーテンが逆に取り出したいものにひっかかって必要以上に開け閉めに時間がかかったり、夫から不便だと不評でしたが、上に書いた冷凍庫の隙間を埋める節約方法、凍ったタッパーウェアを冷蔵庫にとけるまで入れておく方法は夫からクレームなしで、続けています。
ちなみに解凍した水はお風呂に入れて再利用可能です。
タッパーウェアを使用した節約術まとめ
タッパーウェアを使用して冷蔵庫の電気代を節約する方法をご紹介しました。
冷蔵、冷凍の機能を活用して節約することができますが、正直めんどうになるときもあります。
そういったときは、冷凍庫内の隙間を埋めるだけなど、片方から実践してみてもいいですね。
あえて経験からデメリットも2つ挙げましたが、注意していればデメリットにもならないものです。
一度実践し、自分に合うと思ったら継続してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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