普段何気なく運転している車ですが、タイヤのことは気にしていますでしょうか?
タイヤの溝の深さや、見た目重視の方はホイールに傷がないかなど、気にかけている方もいると思います。
そんな中、見落としがちなのがタイヤの空気圧です。
タイヤの空気圧を適正にすることで、安全で快適な走行ができるだけでなく、低燃費走行も実現することが可能です。
今回はこのタイヤの空気圧について、ご紹介します。
タイヤの適正空気圧は?
タイヤの適正空気圧は、もちろん車種・タイヤによって異なります。
その確認方法は至って簡単!!
それは、車の運転席側にシールで貼られています。
単位はkPa(キロパスカル)で記載されています。
まずは、車のタイヤの適正空気圧を把握しておきましょう!
タイヤの空気圧が下がることによる影響は?
タイヤの空気圧が下がると、走行時にどのような影響があるのでしょうか?
例えば、下記のような悪影響があります。
- 燃費性能が悪化
- 安定性がなくなる
- タイヤの寿命が下がる
- パンクの原因となる
今回は燃費に限ってご紹介しますが、空気圧が低いと運転時の安定性は失われ、危険な運転となる場合があります。
さらに、摩耗箇所にばらつきが発生し、タイヤの寿命低下にも繋がってしまいます。
タイヤの空気圧は見たり触ったりするだけでは、どの程度空気が入っているのかわかりません。
タイヤの空気圧は1ヶ月に1度点検し、空気を入れる必要があると言われています。
皆さんも定期的に点検することをオススメします。
空気圧が低いと燃費性能が悪化
タイヤの空気圧が低くなっていると、タイヤが沈み込むので地面の接地面積が大きくなります。
例えば自転車を漕いだことがある方、タイヤの空気が少なくなっていたりパンクしている状態で漕ぐと、ペダルがかなり重くなりますよね。
これと同じ原理で、空気圧が低いと加速が遅くなりますが、適正な空気圧であれば軽く車を動かすことができます。
加速が遅くなるということは、多くのエネルギーを消費するということになります。
つまり、燃費が悪くなってしまいます。
適正空気圧でガソリンを節約!
それでは、適正な空気圧の走行と不適正な空気圧の走行では、どの程度の金額を節約できるのでしょうか。
一般的に適正空気圧よりも50kPa低い場合、リッター5円程度高い金額のガソリンを使用しているのと同じと言われています。
例えば、e燃費というサイトから全国のリッターあたりのガソリン代を確認することができますが、不適正な空気圧の場合、+5円した金額で給油しているイメージとなります。
仮に2018年9月のレギュラーガソリン全国平均は「146円」なので、リッター25kmの車で10000km走行すると、下記金額の差が発生します。
適正空気圧の場合、10000kmの走行で2,000円の節約となります!!
私の場合、1年間で約20,000km走行しているので、年間4,000円の節約となります!!
4,000円くらいと思われるかもしれませんが、タイヤの空気圧を見直すだけでこの金額はなかなかのものです。
タイヤの空気はどこで入れるの?
タイヤの空気圧の点検や空気を入れるのは、ガソリンスタンドやカー用品店、カーディーラーで行うことが可能です。
それも、基本的に無料で行ってもらえます。
最近ではセルフガソリンスタンドでもエアチャージャーを借りて、自分で入れることが可能となりました。
しかし、注意したい点は過度に空気を入れてしまうことです。
空気を過度に入れてしまうと、タイヤの真ん中だけが地面に接地する形になるので、真ん中だけが摩耗してしまいタイヤの寿命を縮めてしまいます。
タイヤを買い替えることになると、更なる出費になってしまうので気を付けるようにしましょう!
私は普段セルフのガソリンスタンドでガソリンを入れていますが、空気を入れてもらうときだけは、セルフではないガソリンスタンドを利用しています。
少しガソリン代は高くなってしまいますが、自分で空気を入れる自信があまりないので、ガソリンスタンドの方にやってもらっています。
不安な方はプロに任せたほうがよいでしょう!
タイヤの空気圧まとめ
車のタイヤ空気圧について、ご説明しました。
空気圧はあまり意識しないところではあると思いますが、10000kmで2,000円もの金額を節約できるというデータがあります。
さらに、昨今はタイヤの空気もガソリンスタンドで簡単に入れることが可能になっています。
目安として月に1回空気を入れる必要があり、少し面倒ではあります。
しかし、お金を節約できるだけでなく、何よりタイヤを長く使用することができるので、ぜひみなさんタイヤの空気圧は頻繁にチェックするようにしましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました!!
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