ブルーベリーが目に良いというのが昨今、一般常識となりつつあります。
しかし、実はビルベリーの方が眼に良いというのは知っていましたでしょうか?
ブルーベリーとビルベリー、似たような名前で一緒やんって感じですよね。(笑)
名前はベリー繋がりで似ていますが、得られる効果は全く違うのです。
今回はブルーベリーとビルベリーが、我々の健康状態に寄与する効果の違いを解説します。
また、ブルーベリー・ビルベリーと非常に相性の良い、ルテインという眼に効果がある成分についても、解説したいと思います。
ブルーベリーの効能は?
フルーツとして大人気のブルーベリーですが、実は欧米各国の一部や韓国などでは医薬品として活用されています。
主に下記のような症状に効果があると言われています。
- 血管障害
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 眼精疲労
- 肉体疲労
- 近視
- 糖尿病網膜症
血管から眼、内臓まで様々な部分に効果があることがわかりますね。
日本では眼に良い食べ物として認知されていますが、医薬品として使用されるまでには至っていません。
なぜ、ブルーベリーは眼に良いと言われているのでしょうか?
理由はアントシアニンが含まれているからです。
アントシアニンとは、生活習慣病などを予防するポリフェノールの一種です。
アントシアニンの効能としては、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果や老化を防止してくれる役割があります。
もちろん、眼に良い効果もあります!
眼への効果としては、ロドプシンという網膜内の赤いタンパク質と呼ばれる成分をアントシアニンによって再合成を促進することにより、視力低下の予防に繋がります。
ここでポイントとなるのは、視力低下を予防できる点です。
眼の老化を防ぐ、つまり視力を回復させるわけでなく、視力を悪化させない為の成分という意味になります。
近視の人が、普段から眼鏡のいらない生活になるというような効果は期待できない点に、ご注意ください。
視力を回復できるまでの効果があればなお良かったですが、現状の視力を維持していくことも大切なので、進んで食べたいフルーツですね!
ビルベリーの効能は?
ビルベリーという食べ物を知らない方もおられるのではないでしょうか?
実際のところ、私もネットで知るまでは全くと言っていいほどビルベリーについて無知でした。
実は、ビルベリーというのはブルーベリーの原種なのです。
ブルーベリーとビルベリーは違うものという認識を持たれてる方も多いと思いますが、ほとんど同じ性質を持っています。
しかし、それぞれに含まれている成分の含有率は異なってきます。
また、ブルーベリーが眼に良いと言われる効能を持つだけではなく、健康維持や疲労回復にも効果がありますので、身体を癒したいと思われている方にはおすすめのフルーツです。
ブルーベリーとビルベリーの違い
ブルーベリーとビルベリーの違いとしては、ビルベリーのほうがアントシアニンの量が多い点です。
一般的なブルーベリーと比べると、アントシアニンの含有量は2倍~3倍にもなると言われています。
眼の老化防止やアンチエイジング効果など身体全体の健康維持を考えれば、ビルベリーを摂取する方が効果は期待できるでしょう!
しかし、私も最初はビルベリーを知らなかったように、ブルーベリーほど身近なフルーツではありません。
ですが、最近ではサプリメントとして市場に出回っていることも多いので、以前より比較的手軽に摂取することが可能になってきています。
ブルーベリーの方が摂取するにはお手軽ではありますが、少しでも健康的な毎日を過ごしたいという方は、ビルベリーを取り入れることを考えてみても良いでしょう!
どちらを摂取しても、眼の老化防止に繋がるフルーツではありますので、日常的に摂取していくことを目指しましょう!
ブルーベリー・ビルベリーと相性の良いルテインとは?
さて、冒頭に記載しましたブルーベリー・ビルベリーと相性の良いルテインという成分についてご紹介します。
なぜルテインについてご紹介するかというと、ブルーベリー・ビルベリーと非常に相性が良く、サプリメントとしてこれらが配合されることが多いからです。
配合することにより、相乗効果を生み出します。
なぜなら、ルテインも同様に眼に良い成分とされているからです。
ルテインはブルーベリー・ビルベリーとは異なり、ほうれん草・ブロッコリーなどの緑黄色野菜に豊富に含まれているカロチノイドという色素です。
元々私たちの体にも存在しており、眼の網膜にある黄斑部・水晶体・硝子体・角膜や腸・子宮頚部の組織・乳房に存在しています。
しかし、加齢と共に減少してしまうので、食事から摂取し、加齢を予防する必要があります。
ルテインが不足すると白内障などの病気を発症してしまうこともありますので、常日頃から摂取すべき成分なのです。
また、ルテインには天然のサングラスという別名があります。
名前からも想像できる通り、紫外線をカットしてくれる役割があるからです。
紫外線がなぜ身体に悪いのかというと、紫外線を浴びることにより、体内で活性酸素が増殖し老化が進んでしまいます。
これが身体全体に広がり、視力にまで影響を及ぼすこともあります。
しかし、ルテインはアントシアニンと同様に強い抗酸化作用を併せ持っています。
視力に限らず、身体の老化防止に最適な成分であると言えますね!
さらに、ルテインにはなんとブルーライトもカットしてくれる効果があります。
まさしく、天然のPC眼鏡ですね!!
スマートフォンやパソコンが急激に普及していく中で、注目される日も近い成分でしょう!
野菜からルテインを摂取するのも良いですが、ルテインを含んだサプリメントで手軽に摂取することもできますので、ぜひ生活に取り入れていきましょう!
まとめ
ブルーベリー・ビルベリー・ルテインについてご説明しました。
ポイントとしては、ブルーベリーよりビルベリーのほうが眼に良いアントシアニンの量がはるかに多い点です。
手軽に入手できるのはブルーベリーですが、健康のことを第一に考え、ビルベリーのほうを積極的に摂取していきたいですね。
しかし、どちらもアンチエイジング効果や老化防止などに役立ってくれる優秀な成分なので、効果は十分に発揮してくれるでしょう。
また、ルテインも同様の効果を持っており、現代の多くの人が眼に浴びているであろうブルーライトの予防にも大きく期待できます。
今ではブルーベリー+ルテイン、ビルベリー+ルテインというようなサプリメントが多く販売されています。
今は眼が良い人でも、眼の衰えというのは突如訪れます。
特にスマートフォンやパソコンを普段からよく見るという方は、早期に予防を始めて眼の健康を維持していきましょう!!
ご覧頂きありがとうございました。
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