今回は大学でよく耳にするカリキュラムについて解説します。
大学のカリキュラムという言葉ですが、おそらく学生に配布される便覧、またはオリエンテーション等で初めて聞かれる方も多いでしょう。
当たり前のように書かれていますが、カリキュラムって一体何?
明らか重要な言葉であることは確かですよね。
ということで、カリキュラムについてご説明していきたいと思います。
大学のカリキュラムとは?
大学におけるカリキュラムとは、その大学または学部が目指す学生に身につけて欲しい知識・能力をどのように取得するのか示したものです。
文部科学省のホームページには、どのような観点からカリキュラムが作られているのか記載されています。
- 大学は、その教育上の目的を達成するために必要な授業科目を自ら開設し、体系的に教育課程を編成すること
- 大学は、教育課程を編成するに当たっては、学部等の専攻について専門の学芸を教授するとともに、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を育成するよう適切な配慮をすること
の2点が定められており、これ以外は各大学が自由にカリキュラム編成をすることができるようになっています。文部科学省
カリキュラムは難しく表されることが多いです。
しかし、カリキュラムを簡単に言うと、卒業に必要な要件のことになります!!
ここだけはしっかり押さえておいてください!
卒業の要件とは、卒業するためにこれだけの単位数を取得してください。というものです。
カリキュラムの例
カリキュラムが卒業に必要な要件であることがわかりましたので、カリキュラムの一例をご紹介したいと思います。
かなり簡易的なものですみません・・・。
学生便覧などに必ず載っている学部毎の開講科目や単位数です。
こちらの例の場合、基礎科目の分野から16単位、専門科目の分野から20単位、選択必修科目の6単位中4単位が卒業要件というカリキュラムになっています。
ちなみに選択必修科目という区分も大学までほぼ聞くことがありませんが、大学によっては頻出し、学生を混乱させるワードであります。
選択必修科目については下記記事で解説していますので、よろしければご覧ください。
カリキュラムのまとめ
大学のカリキュラムについてご説明しました。
大学が始まっていきなり聞き慣れない言葉が出てくると、少し混乱してしまいますよね。
履修にも関わってくるところなので、注意してください。
ご覧頂きありがとうございました。