日々消費される日用品。
消費するのが当たり前で買い換えるのも当たり前、そう思えば思うほどに消耗が雑になって意外と早く使い切ってしまうことはありませんか?
ここで注目するのが洗剤です。
節約という観点では、電気代やガス代などの公共料金と比べると、軽微な出費と思いがちな消耗品として第一に挙げられます。
雑菌の無い綺麗な食器や調理器具で健康な食事、汚れも臭いもない服装で健全な生活を送るための必需品です。
しかし、この洗剤も何も考えナシにどんどん使ってしまうとさすがに無駄な出費になってしまいます。
たかが数百円かもしれませんが、積もりに積もれば多額の無駄遣い。
無駄遣いを少しでも抑えるためには、やはり洗剤もしっかりと節約する必要がありますね。
今回はそんな洗剤を節約する方法をご紹介します。
買うところから始める洗剤の節約
洗剤の節約で最も重要なのはいかに消費を抑えるかではありますが、お金の支払いが発生するのは当然購入時だけですよね。
どの洗剤を選ぶかでも値段は変わりますが、安直に値段の安い洗剤を選ぶのも悪くはないでしょう。
洗濯用洗剤だと季節や衣類の種類、部屋干し用かどうかなどで洗剤の種類が多種多様になります。
単純に安いものを選ぶのが絶対的に良いとは言い難いこともありますので、節約のための選び方というのがありません。
しかし、ここで節約を実践する上で重要なポイントが1つあります。
それは、詰め替え用洗剤とボトル洗剤のどちらを買う方が良いのかということです。
一般的に考えると、値段が安いのは詰め替え用の洗剤ですね。
だいたいボトルの洗剤よりも2,30円ほどの違いがあり、こちらを選ぶのがお得だと思われている方が多いでしょう。
しかし、ここで注目すべきは値段ではなく内容量です。
ボトルは500mlがほとんどですが、ボトルの洗剤はそれ以下の300ml程になるケースもあります。
内容量で言えばボトルの方が多く、それだけ長持ちするわけです。
種類によっては微妙な量の違いになることもありますし、ボトルばかりを買うとボトルがかさみますし、処分にお金がかかることもあります。
液体洗剤をよりお得に利用するという点では、ボトル洗剤を購入するのを優先すべきです。
それでも安くはならない可能性も秘めてはいますので、自治体の処分の方法等は調べておいた方がいいでしょう。
ボトルが増えること自体は食器洗剤を節約するためには利点となるでしょう。
食器用洗剤はどうやって節約するのか
食器用洗剤は基本的に液体洗剤です。
ボトルに含まれている洗剤は主に原液であり、裏側に表示されている適量を調べてみるとだいたい1Lあたりに0.8ml未満になっています。
1Lのペットボトルに大匙5杯分くらいを入れれば適量となっていることを考えてみると、意外とあのボトルに含まれている原液そのものはかなり濃度が高いのだと分かって頂けると思います。
食器用洗剤の適切な使用方法として水で薄めても全然大丈夫なんですね。
つまり、余っているボトルや100均などで買える詰め替え用ボトルなどに移した少量の洗剤を水で薄めて使えるのです。
そうすることで、普段は洗い物をするたびに大量に消費していた原液を抑えて、水で薄めて量はかさましできますので、長持ちさせられるのです。
だいたい3ヶ月から4ヶ月は持つようになります。
また、原液がボトルからなくなった後にもボトルの内側にこびりついている洗剤を薄めて使うこともできますので、1つのボトル洗剤を余すことなく使用可能です。
使用する量を減らすという意味では洗い物をいかに減らすかも重要ですね。
具体例を挙げると下記のような方法があります。
- 2,3日先の献立を決めて事前に食材を切って保存することで、洗剤を多く消費するまな板を洗う頻度を落とす。
- 油汚れ以外の水だけで落とせるものは洗剤を使う前に落としてしまう。
- スポンジは水気を切れるだけ切ってから使用する。
工夫する方法はたくさんありますので、調べたりして色々試してみるといいでしょう。
洗濯用洗剤は重曹と併用する
次は洗濯洗剤です。
固形洗剤や粉末状洗剤の多い洗濯用の洗剤ですが、こちらは重曹を使うことで消費量を抑えられます。
そもそも重曹も、洗濯用洗剤と同程度の洗浄効果や消臭効果、そして柔軟剤とも同様の効果が含まれているものです。
洗剤と一緒に使うことで洗剤の量を半分にすることもできますし、重曹単体で洗濯をすることも可能です。
重曹の種類次第では400円から500円と重曹自体が少々高めの値段になることもありますが、100円均一でも販売されているので安く入手することも可能です。
また、重曹自体がかなり便利なものですから様々な場面で使えるので、1袋は持っている方も多いのではないでしょうか。
洗濯をする上では重曹が合う合わない衣類もありますので、その辺りには注意して使い分けましょう。
重曹を使用できるものはどんどん重曹を使うことができますので、洗剤を消費する量を大きく抑えられるようになります。
まとめ
食器用洗剤、洗濯用洗剤の節約方法をご紹介しました。
洗剤は使用するときの量に目が行きがちですが、購入時から洗剤の内容量を見直すことで節約することも可能です。
もちろん、使用時も一工夫加えることで節約できます。
しかし、洗剤が機能しないほど節約してしまっては、余計に水道代がかかったりと逆効果になる場合もあります。
使用量はほどよく節約するようにしましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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