時間を掛けることなく、手軽に家計簿を付けられるのが携帯アプリの魅力。
数ある家計簿の中でも最大手の「Zaim」と並ぶ、2大トップと言われている「マネーフォワード」は、利用者650万人を誇る大人気家計簿アプリです。
今回は、「マネーフォワード」の便利機能と、人気の秘密をご紹介します。
目次
利用者650万人の大人気家計簿アプリ「マネーフォワード」

数多くの利用者を保有する家計簿アプリのマネーフォワードは、銀行口座や連携・提携企業の多さが最大の魅力のアプリです。
スタンダードな機能はもちろんのこと、マネーフォワード独自の機能も充実しています。
家計簿に留まらず、使い方は自由自在!
記録を付けるだけでなく、自分の資産を上手に管理したい人には、おすすめです。
さらにマネーフォワードは自動家計簿と謳われており、その名の通りどんな機能も全て自動化し、使用者の手を煩わさないよう作りこまれた家計簿です。
ダウンロードは無料で行え、基本的には無料で家計簿を利用することができます。

また、月額480円のプレミアム会員になると、更に充実した機能を多く使うことができます。
数々のメディアにも掲載され、2014年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、その機能は世に広く認められています。
アップデートでの追加機能も多く、進化し続けるアプリなのが好まれているポイントでもあります。
マネーフォワードの主な機能

家計簿の手入力・レシート撮影入力・銀行やクレジットカードの連携登録などは、多くの家計簿アプリと同じようにマネーフォワードにも搭載されている機能です。
自動化を謳っているアプリなので、入力機能はかなり高性に作られています。
誰でも手軽に家計簿を記録し続けられるように開発されており、使用者からは自動で仕分けてくれる高機能アプリとして高い満足度を得ています。
マネーフォワードの便利機能
自動化が進んでいるだけでなく、マネーフォワードには他にも充実した機能があり、オリジナルの使い方ができるのが特徴的です。
資産管理もとても簡単で、お金に関する全ての機能を1つのアプリで済ませられるのは、忙しい現代人にはとてもありがたいです。
それでは、マネーフォワードに搭載されている便利機能を見ていきます。
グループ化で自動まとめ

マネーフォワードの魅力である自動化は、かなり優秀な機能です。
グループ化はその魅力的な機能の1つ。
基本的にアプリで使用できるアカウントは1つですが、会社員の方も個人でお仕事をやられている方もおり、プライベートとビジネスで家計簿を分けたいと考えている人もいるかと思います。
このグループ化機能を使えば、A銀行・Bカード・C通貨はプライベートでの利用、D銀行・E不動産は仕事での利用と、グループを分けて資産管理をしてくれます。
また、それぞれの企業と連携しておけば通知や最新化も自動で行ってくれるのがこの機能のポイント!
プライベートとビジネスの資産管理を、一手に引き受けてくれます。
携帯電話分析

家計の中で、知らず知らずのうちにウェイトを占めているものの1つに「通信費」、いわゆる携帯電話料金があります。
マネーフォワードでは、その携帯電話の料金をグラフ化し、年間にどれだけ携帯料金を使っているのかを把握することができます。
最近では、キャリア通信費だけでなく、ソーシャルネットワークサービスの課金制度を利用して、月々の支払いが膨大になっているという方もいらっしゃいます。
そんなときこそ、マネーフォワードの携帯電話分析の機能を使って、月々どれだけの通信費がかかっているかをグラフ化し、比較してみると良いです。
この分析機能の良いところは、家族が使っている携帯電話をいくつも登録できるところです。
ただ、デメリットとして最初のキャリア登録の際の登録方法が面倒なので、携帯電話を使っている人が自分1人だけの場合、余り必要性はなさそうです。
マネープラスで日経新聞も手軽に読める

マネーフォワードでは、使っている人が気になっていることを記事にまとめて、配信してくれるサービスもあります。
記事はそれぞれカテゴライズされていて、自分が気になる記事を探したいときに、簡単に探すこともできます。
カテゴリーには資産運用・家計管理・税金・社会保障などのお金周りに関するものだけでなく、英語・レシピなどの紹介もあります。
自分が好きな記事を好きな時間に読めるのがポイントですし、違うアプリを開いて利用しなくても良いのが、端末にも優しい機能です。
家計簿を共有することができる
マネーフォワードはアカウントを作成し、利用を開始する流れとなります。
一見アカウントの作成は面倒な作業ではありますが、このアカウントを利用することで、1つの家計簿を複数人で共有することができます。
その方法としては、作成したアカウントを共有することで、家計簿の共有も可能となります。
詳細は下記記事で紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
マネーフォワードを使いこなす
他のスマートフォン向け家計簿アプリと同様に、マネーフォワードにも入力した収支のデータを棒グラフや円グラフにまとめてくれるので、一目で家計の状況が分かります。
しかし、マネーフォワードにはそれだけではないとても便利な機能が多く用意されています。
全国の理想の家計から貴方にあった家計を診断

ファイナンシャルプランナー・横山さん監修の元、全国の黒字家計の家族から理想の家計を算出してくれる機能があります。
この機能の素晴らしいところは、単純に世帯人数と収入を入れて理想的な家計を算出するだけでなく、理想の家計とどこが多くてどこが抑えられているかの比較ができる点です。
「食費」「日用品」「趣味・娯楽」「交際費」「交通費」の5つの項目で、バランスの取れた理想の家計のバランスグラフと、ユーザーのバランスグラフが重なって表示されるので、理想とどの項目がどれだけかけ離れているのか、一目で見られます。

また、この項目は増やすことも減らすこともできるので、自分の家計に合った項目を作ることが可能です。
ただ、項目別に細かく比較を見るためには、プレミアム会員(月額480円)に登録する必要があります。

余りにも理想家計診断からかけ離れているようでしたら、プレミアム会員に登録して項目別で家計の見直しをおすすめします。
ふるさと納税控除額かんたんチェック

一般的に住民税は自分が住んでいる市町村に払うものですが、ふるさと納税は住民税を払いたい市町村を選んで払うことができます。
故郷はもちろんのこと、自分が好きな市町村に税金を払い、その市町村に税金を使って活性化してもらおうというのが意図です。
払う側は税金を払っているので、年度末の確定申告で控除を受けることができます。
市町村は町の住人以外から税金を徴収することができ、サービスを充実させることができます。
マネーフォワードのかんたんチェック機能は、ふるさと納税大手サイト「ふるさとチョイス」と連携して、税金の控除される上限額の目安を確認することができます。

さらに、ふるさとチョイスでは下記のように納税先の選定を補助してくれるサービスもあります。
- 返礼品で納税先を選定
- 人気の市町村から選定
- 季節の特産品から選定
ふるさと納税は、税金を納税した人に返礼品として市町村の特産物を送ってもらえるのが嬉しいサービス。
豪華な返礼品に賛否はありますが、税金対策として活用している人も多く、納税者からしたらとてもありがたいサービスです。
しかし、納税先は複数あり、初心者からすればわからないことも多くあります。
ふるさと納税初心者の方に嬉しいサービスでもありますね。
世の中に溢れる金融商品もマネーフォワードにお任せ

クレジットカード、住宅ローン、カードローン、証券口座、銀行口座、仮想通貨、お金に関する商品は、世の中に溢れ返っています。
その一つ一つに更に多くの商品が用意されており、提供するメーカーや企業によって、そのサービスもまちまちです。
マネーフォワードではそのサービスの多くと連携しており、自分に合ったお金の商品を選ぶことができます。
例えば下記画像のように、「やりたいことを探す」という項目から、自分に合ったサービスを見つけることができます。

見直しはお金だけじゃない
マネーフォワードの魅力は、お金に関するサービスだけでないというところです。
「エネチェンジ電力比較」という機能を使えば、電力会社を比較して電気料金の見直しができます。
現在の世帯人数と、昼夜の電気使用状況、更に電気料金をシミュレーション診断に打ち込むと、世帯に合った電気会社を選んでくれます。

電気会社を選ぶ基準の1つとして、初年の節約金額のランキングはとても参考になります。
例えばシミュレーション診断を行うと、下記画像のように初年の節約金額の大きい順番に、電力会社をリスト表示してくれます。

会社によってさまざまな契約形態があるので、必ずしも当てはまるとは言えないでしょうが、年間10,000円以上節約できるプランであれば、月々1,000円ほども安くなるので、電気料金としてはとても大きな節約となります。
お金のことに困ったらセミナーへ参加してみよう
約650万人が利用している大手の家計簿アプリ、マネーフォワードの大本になる株式会社マネーフォワードでは、お金に関していろいろ学べるイベントやセミナーを多く開催しています。
東京での開催が多いですが、お金に関してのイベントが多く行われている中で、家計簿を運営している会社のイベントなら、安心して参加することができます。
講師にはファイナンシャルプランナーや、専門家が将来のお金に関しての不安や、老後のために残しておきたいお金の計算などをセミナー内で紹介してくれます。
まだまだ便利なマネーフォワード
独自の機能が充実しているマネーフォワードは、現金資産だけでなく不動産や証券、ポイント、仮想通貨などの資産を持っている人にはとても魅力的な家計簿です。
連携している口座やカード会社は、最大手の「Zaim」を凌ぐ数を誇っています。
更に、資産を多く持っている人だけなく通販をよく利用する人にも、お勧めしたい家計簿アプリと言えます。
電子マネーやプリペイドの連携も多く、ポイント管理も家計簿アプリ1つで簡単に行えます。
また、利用者数650万人を誇るこのアプリは、全体的に見やすく作られているのも魅力です。
一つ一つの数字が大きく分かりやすいので、どれだけの資産があるのか一目でわかります。
デメリットも覚えておこう
とても便利な家計簿アプリのマネーフォワードですが、デメリットもあります。
それは、プレミアム会員にならないと資産管理を細かく見られないところです。
無料会員は総資産の一覧のみを閲覧でき、「内訳」「推移」「負債」はプレミアム会員だけのサービスです。
また、家計簿に関しても過去の記録が振り返られるのもプレミアム会員の特典です。
無料会員は、1年分の閲覧のみとなります。
プレミアム会員なら更なる節約も夢じゃない

月額480円の支払いで、全ての機能が利用できるプレミアム会員なら、更に資産を増やすことも可能です。
プレミアム会員では、先述の家計簿の記録が無期限で見られるだけではありません。
連携しているクレジットカードの残高を確認できたり、貯めたポイントの有効期限をお知らせしてくれたり、銀行の残高を常に最新の状態にしてくれることも。
プレミアム会員では、平均して20,000円以上、家計の改善を実感しているとの声をも上がっています。
多くの資産を持っている方には、マネーフォワードの家計簿アプリはとてもお勧めです。
マネーフォワードのまとめ
家計簿アプリマネーフォワードについてご紹介しました。
人気のアプリだけあって、家計簿アプリの基本となる機能はもちろん搭載されています。
さらに、「エネチェンジ電力比較」機能など、マネーフォワード独自の家計の出費を見直す機能まで標準搭載されています。
機能は非常に多いですが、目的の操作を簡単に見つけることができ、直感的な操作が可能となっています。
初めて家計簿アプリを使用される方、初めて家計簿をつけられる方に非常におすすめのアプリとなっているので、是非一度使用してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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