2019年11月27日、米Twitterがある発表を行いました。
その内容というのが・・・、
休眠アカウントは12月11日までにログインしないと、削除する!!
というものです。
ネット上でこのニュースを確認し、自分のアカウントも削除されないか、心配になっている方も多いのではないでしょうか?
しかし、対象の休眠アカウントとは、どの程度アクティブではないアカウントのことを言うのでしょうか?
対象となるアカウントについて、検証していきたいと思います。
そもそも休眠アカウントとは?
休眠アカウントと言われていますが、そもそも休眠アカウントとはどのようなアカウントを指すのでしょうか?
結論から言うと、休眠アカウントに関する明確な定義はありません。
しかし、Twitterのポリシーに参考があると考えます。
例えば、Twitterのポリシーには、下記のような記載があります。
アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインして、ツイートするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。 運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー
ポリシー上では、6ヶ月間ログインしていないアカウントが、アクティブではないと記載されています。
また、「アクティブでないアカウントに関するTwitterの判断基準」もポリシー上に記載されています。
アクティブかどうかの判断はログイン状況に基づきます。なお、アカウント運用状況の判断基準となる要素は、一般に公開されているものばかりではないため、利用者の皆様がアカウントの運用状況を確認することはできませんのでご了承ください。運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー
基本的には、アクティブであるかの判断は先述のログイン状況を見ているようですが、一部「アカウント運用状況の判断基準となる要素は、一般に公開されているものばかりではない」という曖昧な記載もあります。
よって、一概に6ヶ月間ログインしていないアカウントが休眠アカウントであるとは言い難いです。
Twitterの他の基準により、例えば4ヶ月しか放置していないアカウントでも、アクティブではないと判断される可能性はありそうです。
休眠アカウントの削除対象は?
今回、米Twitterで休眠アカウントを削除すると予告がありましたが、どのアカウントが削除対象となるのでしょうか?
先述の通り、休眠アカウントには明確な定義がないため、どのレベルが休眠アカウントとして判断されるかはわかりません。
よって、今回の削除意図から読み取るしかありません。
イギリスのBBCが掲載した警告メール文には、下記のような記載があります。
Twitterを利用し続けるためには、あなたは現在の利用規約、プライバシーポリシー、Cookie利用について承認する必要があります。承認することで、あなたがTwitterと共有する情報について最善の決定ができるだけでなく、あなたがTwitterアカウントを今後も使えるようになります。だが、その前に、2019年12月11日までに以下のボタンをクリックしてログインする必要があります。そうしなければ、あなたのアカウントはTwitterから削除されます。イギリスBBC
今回休眠アカウントを削除するに至った背景として、プライバシーポリシーに同意してもらうことを意図としています。
つまり、休眠アカウントと判断される基準としては、プライバシーポリシーに準拠しているか。
こちらが判断基準となります。
よって、6ヶ月間ログインしていない、またはそれ以外のTwitterが持つ判断基準により、アカウントは削除されると考えるのが妥当でしょう。
休眠アカウント削除に対する世間の反応は?
休眠アカウントが削除されるというニュースがネット上を駆け巡っていますが、世間はこのニュースに対して、どのような関心を示しているのでしょうか?
Twitter上のリアルな反応を確認してみましょう。
ヤッッッッッッターーーーー!!
ログインパスワードも忘れてしまった、過去の黒歴史的アカウントが勝手に消えてくれるやもしれん!!!!!(Twitter休眠アカウント削除ニュース) https://t.co/PWAKlRWuIA
— Shienyan (@Shienyan_game) November 27, 2019
「故人のアカウントを残しておきたい遺族や友人は今のところ、故人に代わってログインすることでしか、アカウントを残しておく方法はないようだ」本文引用
Twitter、休眠アカウント削除へ 対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告 – ITmedia NEWS https://t.co/CsgJpsjIVA
— 永澤 宏之 @肉球新党 (@nanapicasso) November 27, 2019
Twitterが休眠アカウント削除するらしいよ。
多分対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告するメールが来てると思うからログインしといた方がいい。
休眠アカウントの基準は明確ではないけど、半年に1回もログインすることを推奨と書いているから、半年間ログインしていない垢だと思う。— 景山 (@2x17_) November 27, 2019
休眠アカウントとして削除されないために浮上
— りつ (@D6MqivdFvZIYaKM) November 27, 2019
休眠アカウントが削除されるって!!
うちが、小学生の頃に作ったパスワードが分からないアカウントも削除されるかもしれないから嬉しい。
( ̄Д ̄)ノ— ゆかり (@papiko061) November 27, 2019
これは休眠アカウントだろうか(´・ω・`)
— きつのん@趣味増えて辛い (@Takahashi_0601) November 27, 2019
休眠アカウント削除結構思い切ったな
— 片手ダンプ (@latifolian) November 27, 2019
過去にパスワードを忘れて放置しているアカウントが消えて嬉しいという声もあれば、故人のアカウントが消えてしまうのは問題などの意見も挙がっています。
また、休眠アカウントの基準が分からないため、削除されないようにTwitterを再開した方もおられますね・・・。
休眠アカウント削除ニュースのまとめ
米Twitterが発表した、休眠アカウントを削除するというニュースについて、ご紹介しました。
休眠アカウントの明確な定義はありませんが、6ヶ月間ログインしていないアカウントは、かなりの確率で削除されることが予想されます。
しかし、他にもTwitterが持つアクティブなアカウントであるかの判断基準があるようなので、一概に6ヶ月間ログインしていないアカウントだけが削除対象とも言えません。
こちらの処置については賛否両論はありますが、決まってしまったことなので、削除されたくないアカウントはログインしておくようにしましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
皆さんも過去に作成したアカウントを確認してみましょう。