車の維持費として車検などの定期検査がありますが、ガソリン代ももちろん忘れてはなりません。
近年ガソリンの価格は上昇傾向にあります。
先日、ガソリン代が3年9ヶ月ぶりに高値を更新したというニュースも報道されていました。
食料の価格も上昇しており、日々の出費は増える一方です。
日々の出費を少しでも抑えるべく、今回はガソリン代の節約方法をご紹介します。
ガソリン代を節約する3つの手段
ガゾリン代を節約には、どのような手段があるのでしょうか?
節約する手段として、大きく分けると下記の3つが挙げられます。
- 低燃費走行を実施し、ガソリンの消費を抑える
- ガソリンの給油価格を下げる
- 低燃費車を使用する
それぞれどのような節約方法があるのか、見ていきましょう!
低燃費走行を実施し、ガソリンの消費を抑える
タイヤの空気圧を適正にする
タイヤの空気圧というものを意識している人はあまりいないと思います。
大抵の人は車の定期検査のときに、入れてもらうことが多いのではないでしょうか?
実はタイヤの空気圧を見直すことで、なかなかの節約効果を期待できます。
年間にすると、節約金額は数千円になることも!!
ガソリンスタンドやカーディーラー店で、無料で空気圧をチェックしてくれたり、入れてくれるお店もあります。
ぜひ一度チェックしてみましょう!
急発進・急停車させない
車の急発進・急停車はガソリンを大幅に消費します。
発進時はアクセルを徐々に踏み、緩やかな発進を心がけましょう!
急発進しても到着時間はほとんど変わりませんので、緩やかに発進した方がいいですよね!
また、車は急停車せず、エンジンブレーキを使用して徐々に止まるようにしましょう!
前方を常に意識し、赤信号に引っかかりそうであればアクセルを離し、エンジンブレーキをかけましょう。
急発進・急停車に気をつけてアクセルを踏むと、燃費が1割向上すると言われています!
エアコンの多用は避ける
家の中でも同様ですが、エアコンは多くの燃料を消費します。
夏は窓を開ける、冬は重ね着や膝掛けを使用するなどして、エアコンの多用は避けましょう。
しかし、我慢のし過ぎは禁物です。
2018年最後の平成の夏は非常に厳しい暑さとなりました。
エアコンを我慢して具合が悪くなって薬を購入したり、余分に自動販売機で飲み物を購入したりしてしまっては、本末転倒です。
無理のない範囲でエアコンの使用を控えるようにしましょう!
暖房時はA/CをOFFにする
車のエアコンにはA/Cというボタンがあることは、運転する人であればもちろん知っていることだと思います。
A/Cとは、エアーコンディショナーの略称です。
冷房のときは、ONにしていないと涼しい風が来ないですよね?
しかし、実は暖房時はこのA/CをOFFにしておいた方が良いです。
A/CをONにしていると、燃費が1割以上も悪化すると言われています。
冷房時以外は使用を避けましょう!
速度は60km〜70kmをキープする
車の速度は60km〜70kmをキープすると、1番燃費が良いです。
これは車道の制限速度、道幅等で大きく変わるので、この限りではありません。
しかし、いずれにしても速度は一定に保つほうが無駄な燃料を消費しなくて済みます。
不要な荷物を降ろし、車の重量を下げる
車の重量は、燃費の悪さと比例します。
つまり、重量が小さいほど、車の燃費は上がるということです。
一般的に車の重量が10%増加すると、燃費が5%悪化すると言われています。
例えば、重量1,000kgの車で燃費が25km/Lの場合、重量が1,100kgになると、燃費は23.75km/Lとなります。
この数値からも、重量によって燃費が大きく変わることがわかりますね。
車の同乗者がいる分には仕方ありませんが、不要な荷物が乗っている場合は、降ろすことをおすすめします!
ガソリンを満タンにしない
ガソリンは満タンにしない方が、燃費に良いと言われています。
これは前述の車の重量に関係してくるからです。
大きな節約効果は期待できませんが、走行すればするほど効果を実感することができます。
ガソリンの給油価格を下げる
クレジットカードを使用する
ガソリンを給油する際に、専用のクレジットカードを利用することで、ガソリン価格を安くするという方法もあります。
年会費が無料のカードも多く、誰でもお手軽に発行できます。
もちろん年会費のかかるものもあるので気をつけてくださいね。
それぞれ代表的なクレジットカードをご紹介します。
年会費が無料のガソリン系クレジットカード
クレジットカード | 使用可能GS | 値引き価格 | |
---|---|---|---|
出光カードまいどプラス |
出光 |
2円/ℓ |
|
NTTグループカードレギュラー |
出光 |
2円/ℓ~40円/ℓ |
|
ENEOS CARD S |
ENEOS |
2円/ℓ |
|
コスモ・ザ・カード・オーパス |
コスモ石油 |
2円/ℓ~7円/ℓ |
|
楽天カード |
ENEOS・Esso・Mobil・ゼネラル |
100円の利用で2ポイント |
|
年会費が有料のガソリン系クレジットカード
クレジットカード | 使用可能GS | 値引き価格 | 年会費 | |
---|---|---|---|---|
ENEOS CARD C |
ENEOS |
1円/ℓ~7円/ℓ |
次年度1,250円 |
|
シナジーNICOSカード |
Esso・Mobil・ゼネラル |
1円/ℓ~7円/ℓ |
次年度2,000円 |
|
シェルスターレックスカード |
昭和シェル石油 |
1円/ℓ~8円/ℓ |
次年度1,250円 |
|
セルフガソリンスタンドを使用する
今やセルフガソリンスタンドの方が多いと思えるほど、フルサービスガソリンスタンド、つまり従業員がガソリンを入れるガソリンスタンドは少なくなりました。
人件費を抑えられている分、セルフガソリンスタンドの方がガソリン単価が安くなっています。
ガソリン代を節約する分には、もちろんセルフガソリンスタンドを利用した方がお得です。
しかし、時にはフルサービスガソリンスタンドの方が良い時もあります。
例えば、ご紹介しましたタイヤの空気圧のチェックです。
セルフガソリンスタンドでも空気圧のチェック装置を設置しているところもあります。
しかし、自分で入れるには少し怖い部分もありますよね。
そんな時は、フルサービスガソリンスタンドで空気を無料で入れてもらうことができます。
給油以外のサービスを受ける場合に、フルサービスガソリンスタンドの方が良いこともありますね!
低燃費走行を実現できる車を使用する
エコカーを使用する
根本的な問題として、車自体の燃費が悪ければ、ガソリン代を大きく節約することはできません。
更なる節約を目指すのであれば、エコカーにするのも1つの手です。
私もエコカーであるTOYOTAのAQUAに乗っていますが、カタログ上は37km/ℓとなっています。
実際はこれほどの燃費になることはありませんが・・・笑
しかし、低燃費走行を意識しなくても、25km/ℓ程度の燃費は確保することができます。
さらにエコカーには、エコカー減税と呼ばれるものがあります。
排出ガス量が一定の基準を満たしている車は、自動車税が減税、もしくは免税されるというものですね。
私の所有しているAQUAもエコカー減税が適用される対象者で、非常に助かっています。
このようにエコカーにする恩恵は、低燃費走行だけでなく、税金にも影響してきます。
しかし、エコカーにもデメリットはあります。
それは、金額がエコカーではない車に比べて高いということです。
当たり前ですね。笑
エコカーはプライベートでよく車に乗る、または通勤に使用するなど車を頻繁に使用する方にとっては、乗り換えることによる節約効果を期待できます。
普段それほど車に乗らない方は、エコカーをあまりおすすめしません。
低燃費タイヤを使用する
車の性能ばかりに目が行きがちですが、タイヤにも低燃費タイヤというものがあります。
低燃費タイヤとは、転がり抵抗を抑えることにより、低燃費走行を実現しているタイヤのことを言います。
低燃費タイヤには「AAA・AA・A」の3つのグレードがあり、AAAのグレードでは約3%燃費が良くなります。
低燃費タイヤの価格はピンキリで、数千円のものから数万円のものまで様々です。
タイヤは一度購入すれば、そう簡単に買い換えるものではありませんが、買い替えの際は低燃費タイヤの方がお得でしょう!
スタッドレスタイヤが不要な時期は使用しない
積雪路や凍結路を走行する際のタイヤとして、スタッドレスタイヤがあります。
スタッドレスタイヤが必需品という地域も多いと思います。
しかし、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べると、約10%燃費が悪くなると言われています。
近年では燃費性能の良いスタッドレスタイヤも販売されていますが、スタッドレスタイヤが必要ではない時期では、ノーマルタイヤに履き替えるようにしましょう!
ガソリン代の節約まとめ
ガソリン代を節約する方法をご紹介しました。
節約方法をまとめると、下記の通りとなります。
- タイヤの空気圧を適正にする
- 急発進・急停車させない
- エアコンの多用は避ける
- 暖房時はA/CをOFFにする
- 速度は60km〜70kmをキープする
- 不要な荷物を降ろし、車の重量を下げる
- ガソリンを満タンにしない
- クレジットカードを使用する
- セルフガソリンスタンドを使用する
- エコカーを使用する
- 低燃費タイヤを使用する
- スタッドレスタイヤが不要な時期は使用しない
誰でも今から実践できる節約方法ばかりです。
この機会に、ガソリン代の出費を見直してみてくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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