妊娠中のプレママさん、プレパパさん、お疲れ様です!
妊娠後期に入った方はそろそろお腹も重たくなって、いよいよ出産に向けて気持ちが高まってくる頃でしょう!
出産予定の産院や雑誌の特集で『出産準備品リスト』なるものを入手した方も多いのではないでしょうか?
例えば下記のようなアイテムです。
- ベビーベッド
- ベビーバス
- 短肌着&長肌着
- ベビー綿棒
- ベビー爪切り
「こんなに必要なの?」と驚くばかりのアイテムが並んでいます。
赤ちゃんとの対面が楽しみで気持ちがハイになっていると、ついアレもコレもと買ってしまいそうになりますが、後から「買わなくてもよかったな・・・。」なんてことになるアイテムもあったりします。
もちろん、『備えあれば憂い無し』ということで一通りのアイテムを揃えるのもアリですが、自分で取捨選択してお金とスペースを節約できることもあるんですよ。
というのも・・・。
『赤ちゃんのタイプや好みは個人差があり、生まれるまで予想ができない要素が多い』からです。
そのため、それぞれのアイテムについて下記のことを考慮する必要があります。
- 産前に買っておいたほうが良いもの
- 実は買わなくても良いもの
- 生まれてから様子を見て選んだほうが良いもの
今回は、筆者の実体験&お母さんたちの声をリサーチした結果から見えてきた、『買わなくても良いもの7選』をご紹介したいと思います。
注:あくまでも、判断材料の1つとして捉えてくださいね!
買わなくても良いもの7選
おむつ換えマット
防水仕様になっていて、繰り返し洗って使えるおむつ替えマット。
ブランドとコラボした可愛らしい柄のものも見かけます。
衛生的でいかにも便利そうなアイテムですが、洗い替え用まで購入しているとお金もかかりますしかさばります。
しかし、おむつ換えマットはペットシーツやバスタオル、チラシなどで代用できます。
我が家ではペットシーツを敷いておむつを換え、汚れたら気兼ねなく捨てています。
外出先のおむつ換え台からノロウィルスに感染した赤ちゃんの話を聞いたので、私はお出かけ時もペットシーツを持ち歩いて台の上に敷いてからおむつを替えるようにしています。
感染対策としても、その場で捨てられるもののほうが安心という意見はよく聞きますね。
長肌着
お腹までの長さである短肌着に対して、足まで覆ってくれる長さの長肌着も、出産準備品リストに載っているかと思います。
しかし、長肌着を買うのならコンビ肌着を買うことをおすすめします。
なぜかというと、あんよバタバタ期に入ると、長肌着は簡単にめくれ上がってしまうからです。
ふと見ると赤ちゃんのお腹が丸出しになっていることもしばしば・・・。
我が家の場合、息子は新生児のうちからかなり動くほうで、生後1ヶ月の時点で長肌着は着せなくなってしまいました。
コンビ肌着というのは、長肌着と同じように足までの長さで、裾をスナップボタンで留めて二股にすることができる肌着のことです。
これなら、じっとネンネしている時期はボタンを留めずに長肌着として使い、足がよく動くようになったら二股にしてあげれば良いので、着られる期間が長いですよ。
ちなみに、短肌着にしてもコンビ肌着にしても、新生児サイズのものはあっという間にサイズアウトしますので、あまり張り切って買い込まずに様子を見ることをおすすめします。
湯温計
退院後、毎日の習慣となる沐浴。
赤ちゃんは体温調整が苦手なので、お湯が熱すぎたりぬるすぎたりしないように気をつけてあげなければいけません。
そのためにはきっちりと数字で温度が表示される湯温計があるに越したことはないですし、産院でも「ちゃんと計ってね!」と言われることと思います。
ただ、何もトラブルがなければ、赤ちゃんは1ヶ月検診を過ぎれば大人と一緒のお風呂に入れるようになるんですよね・・・。
そうなるとあっという間に湯温計の出番はなくなってしまいます。
そこでおすすめなのはおもちゃにもなるデザインの湯温計を選ぶことです。
ベビー用品店のお風呂グッズコーナーを見てみると、かわいいアヒルやハチの形をした湯温計が売っています。
Amazonでおすすめなのは、下記アイテムです。
[amazonjs asin=”B00C2MA63K” locale=”JP” title=”パパジーノ 湯温計 ルーム&バスサーモメーター(デジタル式) みつばち (RBTM002)”] [amazonjs asin=”B07DXHXQVL” locale=”JP” title=”BABY BBZ デジタル ベビー 湯温度計 水温計 乳幼児 入浴用 おしゃぶり おもちゃ(アヒル型、黄色)”]これなら、大人と一緒に入浴するようになってからもお風呂に浮かべて遊べるので、無駄になりません。
授乳ケープ
母乳育児の場合は、外で授乳をするときのために目隠しになるものは持っていたほうが良いと思います。
でも、そのためにわざわざ高い授乳ケープを買わなくても、ストール、薄地のタオル、赤ちゃん用のおくるみなど、『大きめの布』と100円ショップで買える『帽子用クリップ』で代用できます。
使い方は簡単で、布の上辺の真ん中をパチンパチンと2箇所クリップで挟み、バッグの持ち手のような形にするだけ。
あとはクリップの紐の部分に首を通して使います。
クリップで留める位置をずらせば、布のたるみ具合も簡単に調節できますよ。
私はUVカット効果のあるストールにクリップをつけて持ち歩いているので、ケープとして使わないときは普通に日焼け防止として使っています。
冬場には温かい素材の布に替えてあげることもできますし、手軽でおすすめです。
他にも、カーディガンの袖を首の後ろで結んでケープ代わりにする方法もあります。
ただ、その場合はタイトな生地のタイプよりも布がたっぷりとしたタイプのほうがスムーズに体の前面を覆えるので、選ぶ際には気をつけてみてくださいね。
マザーズバッグ
大抵の場合、最初にマザーズバッグが必要になるのは1ヶ月検診の時かと思います。
赤ちゃんとの生活が始まってからでは落ち着いて買い物にも行けないので、今のうちにとバッグ選びをしている方も多いのではないでしょうか。
でも、大きくて丈夫なマザーズバッグ、あえて買わなくてもいいかもしれません。
まず、『母乳育児か、ミルク育児か?』によって荷物の量は変わります。
完全母乳の場合は、哺乳瓶やミルクを持ち歩く必要もないので、はじめのうちは意外と荷物も少なくて済みます。
「せっかく大きなマザーズバッグを買ったのにスカスカ・・・。」なんてことも。
そしていざ着替えや絵本など荷物が増えて来る頃には、バッグよりリュックの方が必要になっていたりします。
そして、ポケットいっぱい、収納たっぷりなマザーズバッグはいかにも機能的で、荷物が多くてもスマートにお出かけできる印象ですが、意外な落とし穴が・・・。
それは、『キチキチに場所を決めて収納してしまうと、かえって出し入れにモタつく』可能性があるということです。
とにかく赤ちゃん連れのお出かけは何かとバタバタしがちです。
そんなとき、アイテムごとに細かく場所を分けて「おしりふきはここのポケット、ガーゼはこっち、母子手帳は内側のポケット」と整理するよりも、大まかに分けてある程度ガサっと入れてしまったほうがスムーズに目当てのものを取り出せます。
手持ちの大きめバッグで代用すれば意外と不便なく間に合ってしまう人も多いので、買わなくて良かったアイテムとしてよく挙がっています。
ただ、赤ちゃん用品のためとはいえ、お気に入りのバッグを持っているとお母さんの気持ちも華やぎますので、自分好みのバッグを選んで買っておいてモチベーションを高めるのも良いかもしれませんね。
大きめの普通のバッグでこと足りますので、あえてマザーズバッグにせず、時期がきたらリュックも視野に入れられるバッグをオススメします!
おむつ専用ゴミ箱
おむつを捨てるゴミ箱は、蓋付きのバケツや普通のゴミ箱でも十分です!
特に専用カートリッジが要るタイプのものは、確かにニオイは抑えられるものの、ランニングコストがかさみます。
そのうえ、おむつ卒業後には使い道に困りがちなアイテムです。
生ゴミ専用やペット用ゴミ箱にするという手はありますが、スペースにゆとりがないお家だと持て余す可能性が高いです。
新生児の頃は1日に何度もウンチをしますし、頻繁におむつ替えをする必要があるので、確かにおむつゴミが大量に出ます。
ただ、離乳食開始前の赤ちゃんのおむつは大して臭いませんので、普通のゴミ箱でも蓋さえついていれば問題なく処理できますよ。
ちなみに、ニオイがきつくなってくる頃にはおむつゴミ自体の量が減っていますので、「毎日大量のおむつゴミが出て処理が追いつかない!」ということはない(はず)です。
我が家の場合、お出かけの時用にニオイが漏れにくい高機能ビニール袋を用意していますが、家ではおむつを数個ずつ普通の小さなビニール袋に入れて口を縛り、ゴミ箱に入れ、こまめにゴミ出しをしています。
下記はおすすめの防臭袋です!
[amazonjs asin=”B01DEFEMU6″ locale=”JP” title=”驚異の防臭袋 BOS (ボス) おむつが臭わない袋 赤ちゃん用 おむつ 処理袋 【袋カラー:ピンク】 (Sサイズ 200枚入)”]
おくるみ
おくるみはバスタオルで代用できます!
我が家では、おくるみやブランケット、ベビーカーに乗ったときの日よけとしてマルチに使える薄手の布を購入しました。
結局、おくるみとして使ったのは退院の時だけで、今はもっぱらお昼寝時のブランケットとして使っています。
完全におくるみとしてしか使えないものよりは、バスタオルやブランケットなど他の用途でも使えるもので代用したほうが賢いと思います。
そして、おくるみやマルチケットは出産祝いアイテムとして定番なので、あちこちからいただいて被ってしまうことも・・・。
自分で購入したもの、いただいたものを合わせると、赤ちゃんのいるお家はわりと布だらけになります(笑)
そのあたりも念頭において、買う買わないを判断すると失敗が少ないですよ。
出産準備品のまとめ
いかがでしたか?
今回は出産準備品の中から「買わなくても良いもの」の例をご紹介しましたが、この他にもベビーカーや粉ミルク、スタイなど『出産してから様子を見て選んだほうが良いモノ』もたくさんあります。
本当に、自分たちの育児には何が必要で、何が不要かというのは産まれてみないとわからないものです。
せっかく買ったのに全く使わなかった・・・、なんてものがあるのはもったいないですよね。
これから赤ちゃんをお迎えしようとしている皆さんは、焦らずに、まずは必要最低限のものを用意してあげるのでも十分ですよ。
赤ちゃんとの生活は大変ですが、毎日がかけがえのない時間です。
対面まであと少し、身体を大事にして頑張ってくださいね!
ご覧頂きありがとうございました。
コメントを残す