画像加工の基本として、文字を画像に挿入する人は多いです。
しかし、そんな時にこのような経験をされた方は多いのではないでしょうか?
文字の挿入の仕方がわからない!!
実はこれがよくあることなのです!
文字の挿入は画像加工の基本ですが、それが故に画像編集ソフトの多くは文字の挿入に多彩な機能を持たせ、他のソフトと差別化を図ろうとします。
もちろん大切なことですが、一方で加工メニューの構成が複雑になってしまうのも事実です。
そんな中、今回ご紹介するPhotoScapeは複雑過ぎず、なおかつ必要な機能を備えています。
例えば、文字の縁の色を変更させる、文字に影をつけるなど、画像に文字を挿入しても比較的見やすく表示させることができます。
それでは、文字挿入のやり方を細かく見ていきましょう!
目次
文字を挿入する方法
1.文字を挿入する画像のフォルダを選択し、フォルダ内の画像を選択します。
2.「オブジェクト」タブをクリックします。
3.Textの「T」ボタンをクリックします。
4.「T」ボタンをクリックすると、文字を挿入する際の詳細設定画面が立ち上がります。
こちらの設定画面から、基本的な文字のカスタマイズが可能となっています。
それでは、各カスタマイズ項目を見ていきましょう!
テキストのカスタマイズ
テキストのカスタマイズでは、下記項目を変更することができます。
- 字体
- サイズ
- カラー
- 配置
- 縦・横書き
- 不透明度
他の画像編集ソフトやOfficeなどに必ず備わっている文字のカスタマイズを行うことができます。
文字の不透明度という項目を設定することができます。
その名の通り、薄く透明がかった文字にすることができるカスタマイズ項目です。
例えば、画像に「SAMPLE」と書かれた文字を見たことはないでしょうか?
フリー画像をどこかのサイトから取得する際に、会員登録していないとSAMPLEの文字が消えないというパターンがよくありますね。
他にもTwitterやInstagramのユーザー名を挿入して、画像を投稿している方もおられますね!
これは、投稿した画像を他のところで不正使用されないために、ユーザー名を挿入しているパターンです。
文字を少し透明にすることで、文字を際立たせ過ぎずに挿入することができます。
アウトラインのカスタマイズ
アウトラインのカスタマイズでは、文字の縁の色を変更することができます。
本記事では下の画像のような、文字の色を白色、縁の色を赤色というようにしています。
縁の色ありとなしでは、文字の見やすさが違いますね!
使用する場合は適用にチェックを入れ、お好みのアウトラインの色を選択してください。
厚さの項目では、縁の太さを指定することができます。
シャドゥのカスタマイズ
シャドゥのカスタマイズでは、文字に影を付けることができます。
影がありかなしかは好みの問題だと思いますが、影があるほうが見やすい場合もあります。
使用する場合は適用にチェックを入れましょう。
不透明度で影の濃さを変更することもできます!
アンカーのカスタマイズ
アンカーのカスタマイズでは、挿入する文字の位置を指定することができます。
左のプルダウンメニューから、画像の中央・端・斜め端を指定することができ、右のX・Yの項目から数値で位置を指定することも可能です。
1つの文章に複数のフォントや色を混ぜる
基本的に画像編集ソフトでは、1つの文章を挿入する際、すべて同じフォントや色で挿入することになります。
しかし、PhotoScapeでは1つの文章の中で、一部の文字だけ色などを変更することが可能です。
変更する場合は、リッチエディットメニューを選択してください。
例えば色を変更する場合、変更する部分を選択し、色を選択することで変更することができます。
下記画像は「テキスト」の文字色だけ赤くした例です。
強調したい部分だけ文字色を変更するのも簡単に行うことができますね!
PhotoScapeで文字を挿入する方法のまとめ
PhotoScapeで画像に文字を挿入する方法をご説明しました。
正直なところ、他の画像編集ソフトになくてPhotoScapeにだけある機能というのはないと思います。
しかし、冒頭にも記載しました通り単純な操作方法の分、非常にわかりやすい作りになっています。
一度操作をしたらメニュー位置から操作方法まで覚えられる勢いですね!
簡単な文字入れ操作をしたい方はPhotoScapeを利用してみてください!
ご覧頂きありがとうございました!