人狼ゲームにおいて、立ち回りが非常に難しい役職があります。
それが、狂人(多重人格者・裏切り者)です。
市民・人狼それぞれの顔を持つ役職ですが、役割も少々複雑なだけに、狂人の勝利条件が分からないという方もおられるのではないでしょうか?
そのような方のために、今回は狂人の勝利条件を、いくつかの例を交えながらご紹介します。
目次
狂人(多重人格者・裏切り者)とは?
狂人(多重人格者・裏切り者)とは、市民としてカウントされるも、人狼チームが勝利すれば狂人も勝利するという役職です。
市民チームに自分が狂人であることを悟らせないようにしつつも、人狼チームには自分が狂人であることを伝える必要があるので、非常に難しい役職となっています。
なお、狂人の基本的な役割や立ち回り方、コツについては、下記記事でご紹介しております。
よろしければご覧ください。
意外と分かりにくい?狂人(多重人格者・裏切り者)の勝利条件は?
狂人は市民でありながらも、人狼チームに属する・・・。
なかなか難しい日本語です。笑
複雑な役職である狂人ですが、狂人はどのような場合に勝利することができるのでしょうか?
勝利条件は人狼チームと同様で、市民の数が人狼の数と同数以下になった場合に勝利となります。
しかし、初めての方はいまいちピンと来ないですよね?
いくつか例をご紹介しますので、見ていきましょう!
シチュエーション①:カウントはあくまで市民
5人のうち、3人は人狼チームに属していることになります。
それでは、この状態で役職を持たない市民が襲撃、または吊るされた場合は、どのようになるのでしょうか?
答えは、「人狼2人と狂人1人の人狼チームが勝利する」となります。
狂人は市民としてカウントされるので、市民チームが2人、人狼チームが2人となります。
そして、人狼チームの勝利条件である「市民の数が人狼の数と同数以下になった場合に勝利」を満たすので、人狼チームの勝利となります。
同時に、狂人は市民でありながら人狼チームに属しているので、狂人も勝利となります。
シチュエーション②:狂人が襲撃、または吊るされて残っていない場合
人狼も誰が狂人か知らないので、味方である狂人を襲撃してしまう可能性はあります。
もちろん投票により、吊るされてしまう可能性もあります。
それでは、シチュエーション②の状態から市民が襲撃、または吊るされた場合、狂人はどのような扱いになるのでしょうか?
答えは、「狂人は残っていなくても、人狼チームが勝利すれば、狂人も勝利する」となります。
狂人は残っていないからといって、市民チームとなることはありません。
常に人狼チームに属していることになります。
よって、人狼チームの勝利は狂人も同様に勝利となります。
シチュエーション③:人狼が全滅した場合
狂人は市民でありながら人狼チームに属していますが、人狼が全滅した場合はどのようになるのでしょうか?
答えは、「狂人も敗北する」となります。
人狼が全滅した時点で、狂人は残っていても残っていなくても、敗北となります。
シチュエーション④:ゲーム終了時点で妖狐が残っている場合
妖狐は市民チーム・人狼チームどちらにも属さない役職であり、どちらかのチームが勝利した時点で残っていれば、妖狐は勝利となります。
妖狐の詳細は下記記事でご説明しておりますので、あわせてご覧ください。
それでは、シチュエーション④を考えてみましょう。
どちらのチームにカウントされない妖狐を除くと、市民チーム3人、人狼チーム2人となっています。
この状態で市民が襲撃、または吊されるとどうなるでしょうか?
市民チームの人数が人狼チームの人数と同数以下になるので、本来であれば、人狼チームの勝利となります。
しかし、妖狐が残っているので、狂人も含めた人狼チームは敗北となり、妖狐が勝利となります。
狂人(多重人格者・裏切り者)の勝利条件まとめ
人狼チームの狂人(多重人格者・裏切り者)の勝利条件について、ご紹介しました。
勝敗条件を4つのシチュエーションを交えてご説明しましたが、いかがでしょうか?
少々複雑ではありますが、とにかく狂人は生存の有無の関わらず、人狼チームに属することになります。
カウントとしては市民ですが、市民チームが勝利しても狂人が勝利することにはならないので、ご注意ください。
最後に、これまでご紹介しましたことをまとめます。
- 人狼としてカウントはされないが、人狼チームが勝利すれば狂人も勝利
- 狂人はゲーム終了時点で残っていなくても、人狼チームが勝利すれば狂人も勝利
- 人狼が全滅すれば、狂人の生存有無に関わらず敗北
- ゲーム終了時点で妖狐が残っていれば、人狼チームの勝敗に関わらず敗北
人狼ゲームの他の役職詳細も知りたい方は、下記記事をご覧ください。
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