今回はアイコンフォントであるFontAwesomeについて、ライセンスがどのようになっているのかご紹介します。
FontAwesomeは非常に多くのサイトで使用されており、私も多用しています。
もはや、オシャレなサイトを作る上で必須と言っても過言ではないでしょう。
FontAwesomeは頻繁にアップデートされていますが、ライセンスはそう変わることがないので、最初にライセンスをしっかり確認してから使用するようにしましょう。
なお、FontAwesomeの使い方や、表示されないときに試してみることを下記記事にまとめています。
ぜひ参考にしてください。
FontAwesomeのライセンスを確認
FontAwesomeのライセンスは公式サイトより確認できます。
しかし、全部英語で書かれているため、私は理解するのにけっこう時間がかかりました・・・。
まず、ライセンスは無料であるFree版と、有料であるPro版で分かれています。
FontAwesomeはバージョン5からFree版とPro版で分かれるようになりましたので、初めての方や古いバージョンしか知らない方は覚えておいてください。
ほぼ同じライセンスですが、それぞれ見ていきます。
FontAwesome Freeのライセンス
FontAwesome Freeはすでに記載しているように、無料で使用できるアイコンフォントです。
FontAwesome Freeを使用してできることは、主に下記の通りです。
- 商用利用が可能
- 自分のWebサイト上で使用できる
- モバイルやデスクトップのAppsに埋め込むことができる
- デスクトップのAppsで使用することができる
- WordやPDFなどのドキュメントに埋め込むことができる
1番魅力的な点としては、商用利用ができることでしょうか。
非商用利用のみ可能な場合は、お金を得ることを目的とした使用はできません。
一方で商用利用が可能なFontAwesomeでは、例えば広告収入を得るために作成した自分のサイトでも、使用できるということになります。
基本的には、ほとんどの場面で無料で使用できるアイコンフォントと言えるでしょう!
逆にFontAwesome Freeのライセンス上NGとなっていることは下記の通りです。
- FontAwesomeの名称を自分で作成したプロジェクトに使用してはいけない。
つまり自分で作成した成果物に、FontAwesomeの名称を使用してはいけないということです。
例えば、自分で作成したアイコンにFontAwesomeという名称を付けたら、ライセンス違反となります。
わざわざ同じ名称を使う人はおそらくいないと思いますが・・・。
FontAwesome Proのライセンス
FontAwesome Proのライセンスは下記の通りです。
- FontAwesome Proを使用するためのライセンスを購入する必要がある
- 商用利用が可能
- 自分のWebサイト上で使用できる
- モバイルやデスクトップのAppsに埋め込むことができる
- デスクトップのAppsで使用することができる
- WordやPDFなどのドキュメントに埋め込むことができる
FontAwesome Freeと異なる点は、有料であるところです。
ちなみにライセンス料は$60です。
FontAwesome Proでライセンス上NGとなっていることは下記の通りです。
- FontAwesomeの名称を自分で作成したプロジェクトに使用してはいけない。
- FontAwesome Proを配布してはいけない。
FontAwesome Freeと異なる点は、配布してはいけないという点です。
配布を許してしまったら、せっかく有料で販売しているFontAwesome Proを無料で手に入れる人も現れてしまうため、当然のライセンスです。
FontAwesomeのライセンスまとめ
FontAwesome FreeとProについて、ライセンスのご説明をしました。
商用利用が可能というところやサイト上、ドキュメントでも使用できるので、ライセンスとしてはかなりゆるい部類のものになっています。
しかし、FontAwesomeがアイコンフォントの中でも特別ライセンスがゆるいというわけでもありません。
アイコンフォントの中では一般的なライセンスです。
もちろんライセンス違反になる行為もありますので、使用する際は気を付けるようにしましょう。
とは言っても非常に人気のあるアイコンフォントであり、使用実績もかなりあります。
なので、普通に使用していれば、問題なく使用できるアイコンフォントと言えるでしょう。
ご覧頂き、ありがとうございました!